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ご報告 新作委嘱作曲家が武谷あい子さんに決定
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左手のピアニストと楽団員の共演 の ための 室内楽曲の新作 を武谷あい子さんに 作曲 委嘱
- 日本センチュリー交響楽団は、
2021 年 12 月 18 日 に 箕面市立メイプルホール 開催され た 第 2 回左手の
ピアノ国際コンクール作曲部門 で大賞となられた作曲家、 武谷あい子 さんに、左手のピアニストと楽団員が共演する室内楽曲の作曲委嘱を行うことを決定しました。作品の完成後、 2022 年 度内に 初演する計画です。 -
武谷あい子(作曲家) プロフィール
- 東京音大卒業後、国立プラハ音楽院にてピアノ・ソロ、室内楽分野における演奏技術・解釈の研鑽を積む。チェコ国内外を中心に、欧州各地の音楽祭にて助演する傍らコンテンポラリー・ダンスの伴奏などの活動を行った後、 Lemmensinstituut (ベルギー)作曲科修士課程に籍を置き、現代音楽分野の様々なワークショップ、アート・プロジェクトに出品参加しつつ作曲法全般を修める。帰国後は伴奏者、アレンジャー、自作品を試演するために私的演奏会を主宰するほか、生涯学習音楽指導員として市民の音楽活動の支援に従事。〈現代の音楽展 2 018 〉では公募作品として採用された楽曲が公演された。第 2 回ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクール( 2021 プロフェッショナル作曲部門において大賞およびウィトゲンシュタイン賞、受賞。
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新作委嘱への中間報告 左手のピアノ国際コンクール作曲部門予選結果
- 第2回 ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクール、
プロフェッショナル作曲部門は、「左手ピアノ作品のための作曲コンクール」という世界初の試みにも関わらず、多くの方からのお申し込みをいただき、最終的に25作品が提出され、予選結果が発表されました。
入選10作品は2021年12月18日の作曲部門・公開本選審査会(大阪府箕面市立メイプルホール)で演奏されました。
この10作品の入選作曲家を候補として委嘱作曲家1名を選定し「左手のピアニスト×日本センチュリー交響楽団 クラウドファンディング」での新作の委嘱を行います。
第2回 ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクール、
プロフェッショナル作曲部門入選者(アルファベット順)
AOKI, Sota 青木聡汰
HIJIKATA, Nagisa 土方渚紗
ITAMURA,Hiroatsu 板村博貴
JIROMARU, Tomoki 次郎丸智希
NAKAMURA, Takashi 中村 節
ONO, Mizuki 大野瑞季
PARK, Soo-Hyun 朴 守賢
TAKETANI, Aiko 武谷あい子
VESTI, Ulrik
WITMER, David
詳細は、コンクールのWEBサイトを参照ください。 -
御礼とご報告
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左手のピアニスト×日本センチュリー交響楽団 クラウドファンディング
- 当プロジェクトのクラウドファンディングは2021年7月5日に終了し、オーケストラと左手のピアニストによる協奏曲の世界初演を実現する目標額には届かなかったものの101名様からのご支援を頂き、¥1,166,000が集まりました。
あらためて、ご理解、ご支援に感謝申し上げます。 -
クラウドファンディングによる新作委嘱について
- この資金により、左手のピアニストと日本センチュリー交響楽団との共演による室内楽作品の新作委嘱初演が実現することとなりました。
また、左手のピアノ国際コンクールへの支援も行うことができました。
新作の室内楽曲の作曲委嘱は、2021年12月に行われる第2回左手のピアノ国際コンクール作曲部門の入賞者を候補に選定することとなり、コンクール作曲部門の入賞者に活躍の場を提供する副賞としてコンクールの発展にも寄与できることとなります。コンクール後に委嘱作曲家を検討し作曲を依頼、2022年に左手のピアニストと楽団メンバーによる世界初演が実現します。
左手のピアノ国際コンクールの開催情報はこちらをご覧ください。 -
日本センチュリー交響楽団の委嘱パトロン制度、サポート会員等へのご支援は引き続きよろしくお願い申し上げます。
- 日本センチュリー交響楽団では、楽団に一定額以上のご寄付を頂いた方のお名前を、楽団が初演する新作の委嘱者(作曲依頼者)として音楽史に残す寄付返礼制度「世界初演新作委嘱パトロン制度」があります。
こちらの委嘱パトロンとなってくださる方は引き続き求めております。
室内楽小品からフル編成のオーケストラ作品まで、寄付額に応じて受け付けています。
制度の詳細は、こちらのリンクより説明PDFをご参照の上、お問い合わせください。 -
以下のクラウドファンディングの参加募集は2021年7月5日に終了しました。ご支援ありがとうございました。
- 左手のピアニスト達とオーケストラの共演による新作の世界初演により新しいレパート
リーを生み出し、新しいクラシック音楽、音楽の歴史を作るプロジェクトに参加ください。 -
第2回 左手のピアノ国際コンクール 作曲部門 入賞者・入選者から作曲家を選定し、左手のピアニストとの共演による新作の委嘱初演を行います。
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7月5日期限の今回のクラウドファンディングでの新作は、2021年12月に開催される左手のピアノ国際コンクール作曲部門の入賞・入選者から作曲家を選定し左手のピアニストと楽団員が共演する作品の作曲委嘱を行います。達成額の状況に鑑み今回は室内楽編成の作品の委嘱とさせていただきます。
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新作のピアノ演奏は、第1回左手のピアノ国際コンクール 入賞・入選者を候補に、日本センチュリー交響楽団が依頼します。
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局所性ジストニア※や負傷など様々な要因で片手での演奏活動を続けている左手のピアニスト達ととに音楽の未来を切り拓きたい。
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2018年に大阪府箕面市で第1回左手のピアノ国際コンクールが開催され、舘野泉さん、智内威雄さんに続く後進の国内外の多くの左手のピアニスト達による素晴らしい演奏内容がテレビのドキュメンタリー番組や報道でも大きな反響を引き起こしました。現代に活躍しはじめた左手のピアニスト達の演奏を、日本センチュリー交響楽団との共演で多くの人に聴いていただきたい、左手のピアニスト達の活躍の場を拡げたい。
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豊中市を本拠にする私たち日本センチュリー交響楽団は、左手のピアニスト達を主催演奏会に招いて共演し、新しい左手のピアノ協奏曲、室内楽を同時代の作曲家達に委嘱して世界初演し音楽史に新たなページを加えるプロジェクトを開始したいと考えました。
- ※局所性ジストニアとは音楽家に多くみられる、指などの筋肉収縮を引き起こす神経疾患
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左手のピアニスト達と日本センチュリー交響楽団の共演による 新しい左手の協奏曲、室内楽の誕生を。
- 第1次世界大戦で右手を失ったピアニスト、ウィトゲンシュタインがラヴェルなど当時の作曲家に作曲委嘱した左手のためのピアノ協奏曲は、クラシックの名曲として演奏されつづけています。
同時代の気鋭の作曲家達に新しい左手のための協奏曲や室内楽の作曲を委嘱し左手のピアニスト達と日本センチュリー交響楽団の共演による世界初演を実現させませんか? -
左手のピアニスト 智内威雄
- 左手のピアニスト達とオーケストラが共演できる機会を増やしたい。
そのためには新しい左手のピアノ協奏曲の誕生が必要です。 -
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日本センチュリー交響楽団 楽団長 望月正樹
- 日本センチュリー交響楽団は、私たちの時代、地域独自の文化創造、持続可能な地産地消の文化・芸術・教育活動、同時代の私たちが参加できる創造活動を、皆さんと一緒に進めたいと考えています。
- 達成額に応じ左手のピアニストと日本センチュリー交響楽団の共演機会が生まれます。活躍中の気鋭の作曲家に新作を委嘱。左手のピアニストたちが日本センチュリー交響楽団と世界初演します。日本センチュリー交響楽団、左手のピア二ストたち、同時代の作曲家たちによる私たちの時代の新しいクラシック音楽新作の誕生。箕面市で開催されるウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクール入賞者をはじめ左手のピアニストと日本センチュリー交響楽団の共演による私たちの時代の左手のピアノ協奏曲や室内楽曲の誕生を皆さんの支援で実現させてください。
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持続可能な文化の地産地消としての私たちの時代、この場所発の音楽文化を皆様や同時代、地域の演奏家、作曲家と生み出したい。日本センチュリー交響楽団は、そのような地域文化とともにあるとともに世界の音楽史に新しいページを加えるような先進的なオーケストラでありたいと考えます。
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皆様に、音楽史に新しいページを加え、「左手のピアノ音楽」を日本発で世界に発信するプロジェクトに参加していただきたい。
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左手のピアニスト達にとって、プロオーケストラの演奏会で協奏曲のソリストとして活躍できたり、室内楽などで楽団員と一緒に活躍できることは、大きな目標です。
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共演により、オーケストラや室内楽のファンも、最高の音楽芸術の成果をもとめる第一線にたつ音楽家としての左手のピアニストの演奏を多くの方に聴いていただけることになります。
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第1回の左手のピアノ国際コンクールでは、協奏曲のソリストに相応しい数多くの優れた左手のピアニストの存在が認識されました。
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多くの国際ピアノコンクールでは本選での協奏曲のオーケストラとの共演が大舞台です。しかし左手のコンクールでは資金的にも実現していません。日本センチュリー交響楽団の主催演奏会への出演という道をつくりたい。
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左手のピアノがオーケストラ、室内楽と共演できるレパートリーはまだまだ少ない。左手のピアニストの活躍には左手の新作が必要です。
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皆様に新しいクラシック音楽作品の誕生の当事者になっていただきたい。
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なぜ、クラウドファンディングを立ち上げたのか?
- ・楽団自体が新型コロナの状況下で以前にも増し演奏会開催継続自体が経済的に厳しい状況。
・左手のピアニスト達もこの新型コロナ下で演奏機会減少。
・共演による世界初演を実現するには通常の曲目以上の費用が必要。
・2021年に12月に計画されている第2回左手の国際コンクールの開催資金も支援が必要。
・各演奏団体の運営も厳しい中、多くの同時代の作曲家達にとって大きな新作を発表する機会がますます遠のき、私たちの時代の音楽創造が停滞する危機にある。
こうした状況から、このプロジェクトの実現には、皆様にクラウドファンディングへ参加いただき支援をいただくことが必要な状況です。ご協力お願い申し上げます。 -
達成額に応じ左手のピアニストと日本センチュリー交響楽団の共演機会が 生まれます。活躍中の気鋭の作曲家に新作を委嘱。 左手のピアニスト達が日本センチュリー交響楽団と世界初演します。
- 日本センチュリー交響楽団による演奏会の開催費用、新作の作曲委嘱費用、左手のピアニストの出演費用の確保とともに、左手のピアノ国際コンクールの開催費用も支援します。
達成金額が大きくなるほど、より大きく数多い共演機会と世界初演新作が生まれます。
達成額が小さい場合は、左手のピアノと楽団員のデュオ作品や室内楽作品、達成額が大きくなると左手のピアノ協奏曲など大きな規模の作品の委嘱初演が実現し、複数の作品を委嘱することができます。
達成金額が大きくなるほど、 より多くの左手のピアニストと日本センチュリー交響楽団との 共演機会が実現、より多くの同時代の新作が生まれます。 - 新作を委嘱する作曲家は、関西を拠点に中心に活躍しているクラシック・現代音楽の作曲家、左手のピアノ国際コンクールの作曲部門の入賞者などを候補に、演奏を担当する左手のピアニストとの音楽性との一致や作品の編成なども考慮して、日本センチュリー交響楽団にて選定します。
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左手のピアニスト、智内威雄と、首席チェロ奏者、北口大輔による特別限定動画視聴
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左手のピアノ演奏によるクラシックの名曲の演奏
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首席チェロ奏者、北口大輔と左手のピアニスト、智内威雄が 西宮を舞台に左手のピアニストと阪神淡路大震災を描く 音楽映画「にしきたショパン」のエンドロール曲を共演。
- 西宮を舞台に左手のピアニストと阪神淡路大震災を描く音楽映画「にしきたショパン」のエンドロールに登場する「ひとのふるさと」(近藤浩平作曲)を、チェロと左手のピアノで共演。
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左手のピアノ国際コンクールの開催地にちなみ、箕面滝をテーマにした左手のピアノ曲をオンラインで世界初演など、智内威雄による演奏とお話。
- このリターンのために新たに作曲された「左手のピアノ国際コンクール」の開催地の名勝、箕面滝をテーマにした左手のピアノ独奏曲「箕面山、瀧の谺~箕面瀧、残響、緑」(近藤浩平作曲)のオンライン世界初演を含む智内威雄の演奏とメッセージ。
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後日、限定公開動画のURLをメールにてお送りします。
- 動画は、日時を決めたリアルタイムのライブではなく、お好きな時間に繰り返し視聴できます。
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左手のピアニストとは
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- 第1次大戦で右手を負傷した大ピアニスト、ウィトゲンシュタインは左手のみで演奏できる楽曲を当時の作曲家達に委嘱し、それらを演奏することで演奏家としての活動を続け音楽史に大きな足跡を残しました。有名なラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」をはじめ、プロコフィエフ、ブリテン、リヒャルト・シュトラウス、コルンゴルト、ヒンデミットなどの左手のためのクラシックの名曲は彼が自ら委嘱を行って生まれ、左手のピアニストに限らず世界の演奏家の大切なレパートリーとなっています。
現代でも、局所性ジストニア※をはじめ負傷や様々な要因のために、左手だけで演奏するピアニストが数多く活躍しています。智内威雄さん、舘野泉さんなど著名なピアニストが左手での演奏で新しいピアノ音楽の世界を開拓しつづけています。さらに2018年には大阪府箕面市で世界初の第1回左手のピアノ国際コンクールが開催され大きな反響を引き起こし、後進の多くの素晴らしい左手のピアニスト達が活躍しはじめています。
※局所性ジストニアとは音楽家に多くみられる、指などの筋肉収縮を引き起こす神経疾患 -
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左手のピアノ国際コンクールの継続・発展を支援。
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第2回左手のピアノ国際コンクールの開催資金確保を支援し、コンクールの継続・発展に協力していきたい。このプロジェクトではコンクール主催者からCDや楽譜を返礼品として調達するなどしてコンクール開催費用も支援する仕組みとなっています。
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左手のピアノ国際コンクールの入賞者等が、オーケストラや室内楽との共演機会を得ることで音楽活動を継続していく場を生み出すことも、このコンクールの発展や左手のピアノ音楽の発展に寄与することになると考えています。
- 2018年11月2~4日、大阪府箕面市にて「第1回 ウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクール」が開催され国内外の演奏家達により高いレベルの演奏が大きな反響を呼び、ドキュメンタリー番組などでも取り上げられました。第2回は、2021年12月にアマチュアピアノ部門と、世界初となる「左手演奏用の作曲部門」を設けて開催する計画です。
第1回ウィトゲンシュタイン記念左手のピアノ国際コンクール
プロフェッショナル部門審査結果
1位 高岡 準
2位 チャイキティワッタナ・ガン
3位 瀬川 泰代
3位 早坂 眞子
入選 平良 久美
入選 恩田 鈴華 -
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左手のピアノ音楽
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- 左手のピアノ音楽は、両手のピアノ曲とは違った魅力と特色を持ち、繊細なペダリングによる余韻と広い音域を動く独自の音楽的特性による新たなピアノ音楽の可能性を切り拓いています。当プロジェクトは、左手のピアノ音楽の世界をピアニスト、日本センチュリー交響楽団、同時代の作曲家達と聴衆の皆様とで生み出し、クラシック音楽史に新たなページを加えようとするものです。
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税制優遇措置対象となる返礼なしの寄付メニューもあります。
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- 公益財団法人へのご寄付として税制優遇措置対象となるご支援メニューも用意しています。
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世界初演新作の委嘱者(作曲依頼者)として貴方のお名前を音楽史に残す支援メニューもあります。
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左手のピアノとの共演新作の作曲委嘱者としてお名前を残す。(世界初演委嘱パトロン制度による)
- 左手のピアノとの共演新作の作曲委嘱者としてお名前を残します。
公益財団法人への寄付として税制優遇措置の対象となります。
(世界初演委嘱パトロン制度による)
ご寄付額に応じて可能な作品規模等が変わりますのでお問い合わせください。
作曲家名□□「曲名:△△」 貴名〇〇委嘱作品 -
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ご寄付にあたっての注意点
- 日本センチュリー交響楽団は公益財団法人として認定を受けたオーケストラです。皆様からお受けした寄付金は、税制上の優遇措置の対象となり、確定申告を行うことで所得もしくは税額から控除されます。(リターンタイトルに「税制優遇措置対象」と記載されたものに限ります。)
寄付金領収書のご送付は、本プロジェクト終了後順次、2022年1月末までにお送りさせていただきます。
寄付金領収書の宛名とお送り先は、ご寄付時にご入力いただいた情報に準じます。ご寄付後にご入力いただいた情報を変更することはできません。アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力した情報は変更されませんのでご注意ください。
「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクト終了後もPR等で利用させていただく場合がございます。ご了承ください。 - 万一、最小のデュオ作品の初演演奏会実施に必要な達成額(100万円)にも達しない場合は、楽団主催演奏会のいずれかのプログラムにお名前を記載し、ご支援は左手のピアノ国際コンクールの支援と楽団の運営費、皆様への返礼のご用意に充当し、払い戻しは行いませんのでご了承いただけますようお願い申し上げます。
- お問い合わせ先:
公益財団法人 日本センチュリー交響楽団
大阪府豊中市岡町 1-1 きたしん豊中ビル 6 階
TEL 06-6848-3333
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