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- 「OPPⅣ」は、石こうボードの壁や天井への取付装置で、針跡がほとんど見えないという特徴があります。そのため、新築や借家で、針跡を気にしないで壁面を有効活用するために利用していただきたい商品です。針跡をほとんど残さず、8kg程度までの大きな絵画やスーツ、大きな鏡などを吊り下げることができます。
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約8kgのペットボトルを吊り下げました!
- 660mlのペットボトル12本をケースに入れて吊り下げてみました。
吊り下げるときに衝撃が加わると落下する場合がありますので、衝撃が加わらないように吊り下げる必要があります。OPPⅣが少しだけ前方に傾きますが、問題なく吊り下げできています。
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天井にも取り付けできる!!
- もう一つの特徴として、天井に取り付けても簡単には抜け落ちないため、新型コロナウイルスの拡散防止用のビニールシートを天井に取り付けたり、造花などを入れた吊鉢など1~2kg程度のものを天井から吊り下げることも可能となっています。
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針跡がほとんど残らない!!
- 石こうボードの壁や天井であれば、針跡をほとんど残さないで取り付けできます。
一般的な画鋲やフックは、直径1mm程度の針がほとんどです。一方、「OPPⅣ」は、直径0.5mmの極細針であり、外側の3本の針が斜めに刺さるので、ほとんど針跡が目立たないのです。
なお、一般的な画鋲を軽く刺せる材質の壁であれば、石こうボード以外でもOPPⅣを取り付けることが可能です。
軽いものを吊り下げるときは、少し針跡は残りますが安価な画鋲や針の付いたフックをお勧めします。
重いものを吊り下げるときは、一般的にねじ式フックを使う場合が多いと思いますが、大きなネジ穴が空いてしまうため、同じくらいの耐荷重強度で取り付けできて針跡がほとんど残らない「OPPⅣ」をお勧めします。 -
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- 重いものを壁に掛けたり、天井から吊り下げたりしても抜け落ちにくいのに、取り付けや取り外しが簡単だというのは矛盾するようですが、そこが特許を取得した仕組みによって実現できているのです。
簡単に説明すると、外側の3本の針を斜め外側に押し広げるためのガイド用の溝を設けており、取り付けるときは、頭部を押し込むことで外側の3本の針がガイドの溝に沿って斜めに押し刺さります。これによって、3本の針が「くさび」となってベースをガッチリ押さえ込むので、ベースが簡単に抜け落ちることがないのです。
取り外すときは、ベースをしっかり押さえたまま頭部を引き抜くことで、3本の針がガイドの溝に沿って抜けてくるので、比較的簡単に引き抜くことができて結果として簡単に取り外すことができるのです。
このとき、カチッと音がするまで引き抜くことで、針が収納されて何度でも再利用できるのです。針に石こうの粉が付着する場合があるので、再利用時には針が刺さらないよう、気を付けて石こうの粉をふき取ってから使用してください。 -
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壁面に吊り下げできる重さ(耐荷重強度)
- OPPⅣは、外側に広がって刺さる3本の極細針に加えて、中心に極細針を1本加えているため、従来品のOPPに比べて倍近い耐荷重強度に性能アップしています。
強制的に抜け落ちる荷重は、約15kgですが、針が曲がって再利用できなくなり、壁に針の引っかき傷ができてしまいます。そのため、ご利用いただく場合の耐荷重は8kg以下としておりますが、衝撃が加わるとそれ以下でも抜け落ちる場合がありますので、ご注意ください。
引き抜く方向の荷重に対しては、くさび状に刺さった3本の針が荷重を支えており、垂直方向に加わる荷重に対しては、斜めに刺さった3本の針に加えて中心の垂直に刺さった針が荷重を支えるため、大きな耐荷重強度を実現しているのです。
なお、天井に取り付ける場合には、引き抜く方向の荷重となるため、1~2kg程度の耐荷重強度しかないため、ご注意ください。 -
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もろい石こうボードの壁にも荷重分散で重い物でもOK!
- OPPⅣは比較的大きな構造となっていますが、これは、石こうボードの壁を補強することなく重いものを吊り下げても壁を崩すことのないように、少し間隔を空けた4本の針に荷重を分散させて支えるためでもあります。
これにより、壁掛け用TV取付金具でOPPⅣを6~7個使用して取り付ければ、壁の補強や間柱の有無に関係なく簡単に40インチ程度のTVを壁に取り付けできるようになります。(商品化はしておりませんが、現行のOPPを10個使用した商品はあります) -
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- OPPⅣの取り付け・取り外しは、工具や道具が不要で、手だけで簡単に取り付け・取り外しができる取付装置です。
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<取り付け方法>
- OPPⅣを壁面の取り付け位置に密着させて、手の平で頭部を押し付けて取り付け完了です。
このとき、壁面に密着させることがポイントで、壁面に密着させることで斜めに刺さる針の「くさび効果」が発揮できるためで、壁面から浮いた状態だと十分な効果が発揮できずに、すぐ抜け落ちる場合がありますので、十分な注意が必要です。 -
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<取り外し方法>
- OPPⅣの取り外しは、ベースを指先でしっかり押さえて、利き手で頭部をつまんで、少し力を入れてカチッと音がするまで引き抜いて取り外し完了です。
このとき、最後までベースをしっかり押さえておく必要があります。
ベースをしっかり押さえないで頭部を引き抜くと、針は壁面を切り裂いて針が折れ曲がって抜けてしまうので、カチッと音がするまで引き抜いてからベースを取り外す必要があります。 -
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- OPPⅣは、日本製にこだわりパーツを仙台市内のプラスチック射出成形メーカに製造してもらい、弊社で1個1個手作業で組み立て、商品化、梱包まで行っております。
OPPⅣは、吊り下げたり掛けたりするための「ベース」と、直径0.5mmの「極細針4本」と、極細針4本を一度に押し刺したり引き抜いたりするための「頭部」から構成されています。
4本の針が底面から飛び出すため、手などに針を刺さないように注意していただくために、上面と底面に注意書きのシールを貼っています。
また、針を押し込めないように、紙製のストッパーを取り付けて出荷しています。 -
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OPPⅣの仕様
- OPPⅣは、ベースの底面を直径29.8mm・高さ5mmの円筒状にしているので、そこに額縁の紐やフックなどを引っ掛けられる構造としています。
直径30mmの円形の穴のある棚やフックを取り付けて利用することが可能です。
【材 質】
本体部:プラスチックのポリカーボネート・PPS(ポリフェニレンスルファイド)
針 :直径0.5mm/ニッケルメッキの鋼製
重 量:16g
収納箱・ストッパー:紙製
針にはニッケルメッキを施していますが、湿気の帯びた石こうボードの壁に長期間取り付けていると錆が発生する場合がありますので、ご了承の上でのご利用をお願いいたします。
具体的な寸法は、下図に示すとおりです。 -
- OPPⅣは、4本の極細針が底面から突出する構造なので、針を指などに刺してしまう危険性があります。そのため、お子様など針の突出に注意できない方が触らないように注意していただく必要がありますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
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- OPPⅣ単独でも、大きな絵画や吊り紐のあるものであれば、壁面にOPPⅣを取り付けて隙間に紐を引っ掛けることで、針跡を気にすることなく壁面の空間を有効活用できます。
さらに、「フック」を利用すると、紐のない物の吊り下げも可能となるため、活用範囲を広げることができます。
「フック」は、OPPⅣの底部にちょうど入れられる大きさなので、OPPⅣの底部にはめ込んでから取り付けたい壁面の位置に密着させて、頭部を押し付けるだけでフックの取り付け完了です。
重いものを壁面に取り付けたり、ハンガーなどに衣類を掛けて壁面に吊り上げるときにご利用いただけます。 -
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- OPPⅣは、3本の針が斜め外側に広がりながら刺さるので、針がストッパーとなってOPPⅣが抜け落ちにくくなります。そのため、天井に取り付けても1~2kg程度の物であれば、吊り下げることができます。
OPPⅣ単独でも、薄いビニールシートなどは、直接上からOPPⅣを押し付けて取り付けることができます。
造花などを入れた吊鉢や装飾品などを吊り下げるときは、「シートフック」を利用していただく必要があります。 -
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