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100%達成の御礼と、引き続きのご支援のお願い
- 多くのご支援、誠にありがとうございます。
皆さまのおかげで当初目標金額としておりました150万円を無事達成することができました。
これをもって、鐘楼[平和塔」を修復することができます。本当にありがとうございます。
目標金額には達しましたが、築88年経った建物はあちらこちらに修復した方がいい個所がたくさんあります。
6/30のクラウドファンディング終了日まで、継続して実施してまいります。
ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 -
日本聖公会京都復活教会について
- 私たち京都復活教会は1914年、英国国教会の流れをくむ教会として、京都・西陣の大宮通元誓願寺上ルの地で「弘道館」として始まり、1921年に「京都復活教会」と改称して今日に至ります。その後、何力所か場所を移し、1932年に北大路堀川角の現在地に移転、1930年から西陣地区の子どもたちを対象に始めていた幼児園を、復活幼稚園として改めて開園しました。礼拝堂やホールなど、現在の建物が完成したのは1936年。本格的な宣教活動が始まりました。
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建物の設計は、日本各地で教会や学校などの西洋建築を手がけたアメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズです。礼拝堂は、鉄筋コンクリート造による厚い壁に覆われ、高い天井には木造のトラスがそのまま現れた広々とした祈りの場で、私たちの心のよりどころとなっています。 -
- 毎週日曜の礼拝をはじめ、イースター(復活祭)やクリスマス礼拝が行なわれています。復活幼稚園の礼拝堂としても、毎日子どもたちがお祈りを奉げています。また、洗礼式や聖婚式、誕生感謝の祈り、葬送式など、人がこの世に生を受けてから、天に召されるまでの人生の節目節目の礼拝が今も昔も行なわれています。2023年には京都市の「京都を彩る建物や庭園」に認定されました。
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平和を祈り鳴らす鐘
- 教会入り口の鐘楼は、「平和塔」と名付けられ、かつては1オクターブ8本のチャイムが備えつけられ、朝夕の定刻に美しい音色で聖歌を奏で、人びとに時を知らせる役目を担っていました。このチャイムは戦時中の金属供出でなくなってしまいましたが、1962年に今の鐘がつけられ、現在に至ります。朝夕の時刻を知らせることはなくなりましたが、礼拝の時には平和を祈りながら鐘を鳴らしています。
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老朽化で壁崩落、鉄筋がむき出しに
- 建物は1936年の竣工以来、幾度となく自然災害に見舞われましたが、幸いなことに致命的な被害は受けませんでした。
しかし、築後90年近くを経て、老朽化は著しくなってきました。台風により崩落した屋根の上の十字架など、目に見える破損はその都度補修してきましたが、今まで手をつけることができなかった鐘楼は、内側のコンクリート壁が剝落し、内部の鉄筋が一部むき出しになっているなど、破損が深刻さを増しています。その影響は建物全体にも及び、一刻も早い修繕が必要になっています。 -
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- とはいえ、修繕にかかる費用は、鐘楼の内壁修繕と屋根の防水工事などで、およそ150万円かかることが判明しました。そのほかにも修理が必要な部分が多くあることを考えると、教会員による献金や寄付だけではまかないきれない状況にあります。このため、クラウドファンディングで広く、一般の皆さま方にご助力をお願いしたいと思っています。
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地域の心のよりどころとして
- 西陣の地に福音の種がまかれて以来、京都復活教会の歴史の土台をなしてきたのは、社会への積極的な働きかけでした。1930年に始められた無料の健康相談会をはじめ、英語学校や幼稚園、乳児保育、保健診療・相談、琵琶湖北小松での子どもたちのためのキャンプ場開設など、それらはかつて、時代の先端を行く事業として地域社会にしっかり根を降ろしたものでした。京都復活教会は、その拠点として、今に至っています。プロジェクトが達成できれば、先人の祈りが重ねられたこの歴史的建造物で、これからも安心して礼拝を行うことができます。礼拝にはどなたでも参加していただけます。また、毎年11月に行うふっかつまるしぇ(フリーマーケット)などの行事やコンサート、見学会などの機会を通し、より一層開かれた場所にしていきたいと思っています。
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礼拝のご案内
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- ◇主日礼拝 (聖餐式/み言葉の礼拝)
日曜 午前8時 (早朝聖餐式)、10時 30分(主礼拝)
※主礼拝では説教(メッセージ)が あります。どなたでも出席できますのでお気軽 にご参加ください。
◇その他の礼拝
・こどもの礼拝(日曜学校):日曜 午前9時
・夕の礼拝:土曜 午後7時
・逝去者記念礼拝:毎月第2火曜 午前10時30分 - 1月:新年礼拝、3月下旬~4月中旬:イースター、9月:敬老感謝礼拝
10月下旬~11月上旬:墓地礼拝、11月:子ども祝福式、12月:クリスマス -
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学校法人復活学園 幼稚園型認定子ども園 復活幼稚園
- 1932年、現在地において、アメリカ人宣教師J.Kモリス師によって開園。開園以来、キリスト教精神「自分を愛1するように隣人を愛する」に基づいて保育を行っています。2021年4月より、幼稚園型認定こども園として活動しています。
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集まった資金の使い道
- 鐘楼の修繕および外壁塗装の工事のために用います。
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リターンについて
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お礼状とともに、ご支援いただいたすべての皆さまのお名前を芳名録に記して教会内に納めさせていただきます。ヴォーリズの設計図の複製図や、教会内で保管していたドアノブや年代物のバッジなど、数に限りがありますがご用意させていただいています。 -
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リスクとチャレンジ
- 目標額に達しなかった場合でも、規模の縮小は行わず鐘楼の修繕及び外壁塗装の工事はおこないます。工事完了は2024年度中を予定しておりますが、社会状況・自然災害の影響によっては、やむを得ず修復工事の期間が延長される可能性がございます。
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起案者からのお願い
- このたび、「平和塔」と名付けられている鐘楼の内部で、鉄骨がむき出しになっている部分の改修工事を行う事になりました。この改修工事を早期に行い、より快適な環境で、これからも神様を賛美する礼拝を行ってきます。また、この礼拝堂を含めた教会建物を用いて、毎年11月に行うふっかつまるしぇ(フリーマーケット)などの行事やチャペルコンサート、見学会などを行い、これからも地域の皆さまにより開かれた場所にしていきます。ご支援よろしくお願いいたします。
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賛同者メッセージ
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西原廉太様(立教大学 総長・立教学院 院長・日本聖公会中部教区 主教・キリスト教学校教育同盟 理事長)
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津田繁様 (株式会社 津田甚建設 代表取締役社長・一級建築士 京都聖マリア教会信徒)
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片山伸吾様(観世流能楽師)
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藤林眞理様(一般社団法人日本健康タップダンスアカデミー代表理事)
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笠原一人(京都工芸繊維大学准教授/京都モダン建築祭実行委員長)
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続木創(株式会社進々堂代表取締役社長)
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