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たくさんのご注文ありがとうございました!
- 2021.7.26 更新
たくさんのご注文をいただき、またソメスサドルのものづくりの技術や取り組みに多くの関心をいただき、本当にありがとうございます。
職人はじめ、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。
初期にご注文いただいた分から順調に生産は進んでおります。
お届けまでお待たせしておりますが、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。 -
商品紹介の動画を撮影しました!
- 2021.7.9 更新
公開より今までたくさんのご注文をいただきありがとうございます。工場では、初回ご注文分の生産が進んでおり、私たちも出来上がりが楽しみです。
さて、受注期間が残り2週間ほどとなりました!
この度、写真だけでは伝わりきらない部分もあるかと思い、量産サンプルを職人が紹介する動画を作成いたしました。ぜひ、ご覧いただき、ご検討いただけますと幸いです。 -
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ご好評につき【早割10%オフ】増枠しました!
- 2021.4.27 13:00 予想を上回るご注文をいただきましたので、生産現場、資材調達担当と調整し、【早割10%オフ】を10個→20個に増枠いたしました!
2021.4.28 13:00 あらためて調整し、【早割5%オフ】を10個→20個に増枠しました!
現在のご注文分は、9月下旬の発送予定となっております。 -
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はじめまして。「ソメスサドル」と申します。
- 私たち「ソメスサドル」は北海道の砂川市にファクトリーを構える革製品ブランドです。豊かな自然の中で、確かなものづくりを地域の方と共有しながら日本中、そして世界へと自信を持って製品を届けるべく、日々邁進しています。1964年の創業より誠実に、そして真摯に馬具を作り続けてきたことで、平成の天皇即位の礼から宮内庁より正式に馬車具一式をご依頼いただくほど、日本国内でも認められるようになりました。
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- 明治以来、北海道の開拓を支えてきた馬、そして馬具づくりの技術。この技を守り、受け継ぎ、世界のマーケットに通用する馬具を作り続けてきました。創業より守り続けてきた「道具屋としての誇り」と、学び続けてきた「本物」を造る心。先人たちの技と知恵を受け継いできたからこそ、馬具メーカーとして誇りを持って“革”に真摯に立ち向かえます。革に対するこだわりを貫き続け導き出した結果が、今回のコミューターバッグなのです。
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革への追求から生まれた「コミューターバッグ」
- 「新しい定番として、現代のライフスタイルに沿うバッグを」と新たに挑戦して完成したのがこのコミューター(=通勤者)バッグです。高品質の牛革をじっくりと丁寧にタンニンでなめすことで強さとしなやかさを兼ね備え、長く経年変化を楽しむことができます。また、伝統技術である“しぼり”によってレザーとは思えないような美しい曲線を描き、現代のビジネスシーンを想定した高級感のあるシンプルなデザインを施しました。
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- 【特徴】
・「しぼり」によって実現した、他にない立体美
・馬具由来の意匠①頑強なハンドル
・馬具由来の意匠②手縫いやスイングミシンでのステッチワーク
・馬具由来の意匠③鞍にも使われる鋲を背面のワンポイントに
・使いやすいノートPC・タブレット収納
・無駄のないポケット、ドリンク&アンブレラホルダー
・背面メッシュ、クッションショルダーで活動的な方にもおすすめ
・ビジネス&カジュアル、アクティブ&スマート、多様なスタイルにマッチ -
“しぼり”によって実現した立体美
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- “しぼり”とは、革を立体的に成形する技法のこと。プラスチックなどの成形しやすい人工素材とは異なり、天然素材の革はなかなか言うことを聞いてくれません。私たちも何度も失敗を繰り返しようやく習得した技術です。この成形技術を最大限活かし、美しいカーブをバッグの顔とも言えるフロントパートへと採用。それにより今までにない高級感と美しさを両立する見た目を実現しました。
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内側の生地にも高品質スエードを
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- 革へのこだわりは外側だけではありません。もちろん内側にも妥協はせず、外観の高級感に引けを取らない高品質なネイビー人工スエードを全面に施しています。革と革を合わせてひとつひとつ手作業で縫い合わせていますので、無駄なヨレなどのない美しい仕上がりに。
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馬具由来の特別な3つの意匠
- 馬具づくりを背景に持つ私たちが、その技術を反映させた意匠も加えています。馬具は命に関わる道具ですから、頑強さは必要不可欠。ただ見た目だけに焦点を当てた品ではなく、長く愛用して欲しいという思いも込めてディテールにまでこだわりました。
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1 サドルホルダーをモチーフにした“ハンドル”
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- サドルホルダーとは、サドル(鞍=馬の背に位置する、人が座る部分)の取っ手部分を指します。馬が闊歩する際に振り落とされないよう頑丈に作らなければなりません。その技術を活かして、普通のミシンでは敵わない厚手の革に太い糸で縫い合わせて強固な作りにしました。洗練されたバッグの佇まいの中に、武骨さが宿るディテールとなっています。
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2 太番手の糸を使った強固な“ステッチワーク”
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- 強い革に負けないステッチも馬具から由来するもの。太番手の糸を特殊なミシンや箇所によっては手縫いで仕上げています。ソメスサドルの手縫いは「二本針」という技法を採用しており、革の内部で糸を交差させることで、万が一、糸が切れたとしてもほつれが広がることがありません。日々、あらゆるシーンで使っていただきたいので、気にせずガシガシと使用できるよう強固なステッチワークを施しました。
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3 馬具スピリッツを感じる“鞍鋲”
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- 馬具の留め具などにも用いられるブランドロゴを刻印した鞍鋲を、背面のストラップ根元部分に配置しています。ブランド名を知っていただけるに越したことはありませんが、見ていただきたいのは革であり、作りであり、全体の美しさ。主張しすぎることなく、ほんのりと馬具スピリッツを感じてもらえる意匠です。
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日常での利便性を考えた機能
- 「ニューノーマル時代のコミューターバッグ」を掲げるために、機能性も追い求めました。想像したのは、アクティブにビジネスを遂行しながらも時代の流れを汲み取っている人。そのため、リモートワークやノマドスタイルといった現代のビジネスシーンに寄り添えるディテールを装備しています。
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13インチPC対応スリーブ
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- 背面には13インチまでのノートパソコンを収納できるスペースを確保。ストラップをつけているので安心して持ち運ぶことができます。また、メッシュポケットも備えているため、ノートや手帳、タブレットなども収納可能です。
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ドリンク&アンブレラホルダー
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- 内張り同様のネイビー人工スエードを用いた円筒状のホルダーも装備。マチのあるバッグですから、傘やペットボトルなどが中で大きく動く懸念がありました。使う方にもそんな心配を払拭してもらうべく、このようなホルダーを付属しました。
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背面ユーティリティポケット
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- 背面下部にはバッグ横幅同等のジップポケットを用意しています。細かい小物や、名刺入れ、財布、スマートフォンなどをスッとアクセスできるよう計算しました。通勤時の取り出しなどでもストレスなく、そして周りにもストレスを与えない優しい仕様です。
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荷室フルオープン仕様
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- メインコンパートメントはコの字型に開くダブルジップシステムを採用。そのため、ガバッと開くことができ荷物の取り出しに非常に便利です。とはいえ、不恰好に開きすぎることを避けるため、内側にマチをつけたことでちょうどいい角度に設定しています。
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快適な背面クッショニング&ストラップ
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- バックパックとなると長時間背負うことによる“持ち疲れ”も懸念のひとつ。そんなストレスを軽減するために、背面のクッションにはメッシュ素材を採用し、ムレることを防ぎ、背中の当たりも優しく設計。また、ストラップには肉厚でかつしなやかな革を使うことで肩へのクッション性も確保しました。
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幅広いスタイルに合うモダンなルックス
- ビジネスシーンでは装いのボーダーレス化が進み、それに伴って必ずしも仕事においてきっちりした鞄である必要もなくなってきています。今作を進めるにおいてビジネススタイルひいてはビジネスシーンの変遷も大きなファクター。そのため、幅広いスタイルで似合わせできるようシンプルかつモダンなデザインを意識しています。
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[ドレスダウンした自転車通勤にも]
- 昨今のノマドワーカーよろしくな、自転車での通勤スタイル。品のいい佇まいを意識したコーディネートながらも動きやすいアイテムを取り入れています。やはり自転車となればバッグはバックパックがお手軽。質の高いレザー使いによって、レザーブリーフさながらの品性を保ちつつ、自然な通勤ルックへと仕上げてくれます。
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[誠実さ漂うセパレートスタイルにも]
- ジャケットとスラックス、スーツとまではいかなくとも誠実な印象を与えるべきシーンも多いはずです。昨今ではこういったセパレートスタイルもビジネスでは定番となっています。移動は背負って、会議や営業には手持ちで。ナイロンやポリエステルなどとは異なり、くたっとヨレないため品格を示す上でも活躍に期待ができます。
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[カフェやコワーキングスペースでも一際存在感を発揮]
- コンパクトでミニマムなデザインなので、カフェやコワーキングスペースを活用したリモートワーク時にも最適。他の席を邪魔することのないスリムさと、自立する仕様は自身のスペースを有効に活用できるはずです。側にあるだけで、仕事姿も一層スマートに見えるのではないでしょうか。
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ファッション業界のプロも大絶賛
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[untlim代表/小塚源大さん]
- 国内に留まらず海外からも評判の「ソメスサドル」。ファッションシーンを知るプロフェッショナルたちからも高い評価を受けています。今回のコミューターバッグも、日本有数のセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」から独立した後、国内外のブランドPRを請け負うuntlim(アントリム)の代表を務める小塚源大さんより好評いただきました。
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- 「元々、ソメスサドルはダレスバッグを始めとするクラシックで質実剛健なスタイルが魅力でした。対して今作はコンテンポラリー。なのでひと目見て“チャレンジなんだな”という意気込みを感じましたね。その中でまずはこの見た目。今までにないですよね。しぼりによる造形美には“らしさ”を感じますが、それでいて斬新さもある。“やってきたこと”と“やってみたいこと”、この両立は簡単なようでなかなか難しいんです。」
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- 「モノの良さ、質の高さ、このあたりはソメスサドルは折り紙付きですが、ライフスタイルに寄り沿う新しいカタチを見つける嗅覚も素晴らしいものがあります。トレンドを生むものというのは得てして、それ自体が先行しがちですが、このコミューターバッグは使う人のペルソナにきちんと寄り添ってくれる。そんなプロダクト……そうですね、ファッションアイテムというより工業製品や道具といった感覚でしょうか。使う人の手となり、足となる。長い間、傍らに置いておきたくなる、そんな逸品だと感じました。」
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伝統の革造形技法“しぼり”とは?
- 鞍やあぶみ、手綱など様々な用途で馬と人とを守り繋げる馬具を始め、10年20年と使い続けることのできる鞄や財布を作り続け修得した眼と技だからこそ成せる“しぼり”。実は失われつつある技法でもあり、私たちはこの“しぼり”を北海道から世界へと発信することをミッションだと考えています。ここではそんな由緒ある技法の、工程を紹介します。
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1 タンニンレザーに水を含ませる
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- 天然由来のタンニンでじっくりと時間をかけてなめされた牛革を、お湯に浸けて水をたっぷりと含ませます。ソメスサドルでも経験値の高い職人は2〜3人と非常に限られた技術なんです。
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2 木型にはめ込みプレスする
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- バッグの造形用としてオリジナルで製作した木型を当て、プレス機でしっかりと型付けしていきます。力強い作業ですが、ひとつのミスで革の良さを失いかねないデリケートな工程です。
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3 時間をかけて成形した後、乾燥
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- プレス機を使った成形後、乾燥させます。最初に含ませた水分が抜けていく過程で形が整い、美しい曲線美を描いていきます。一見、簡単な工程のようですが、いまだにしぼりの成功率は100%ではなく、今も熟練の職人たちが試行錯誤を繰り返しながら製作しています。
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その後 特殊なミシンを使って仕上げます
- “しぼり”によって形成された美しい曲線をバッグとして最大限引き立てるためには“縫い”の工程も非常に重要。せっかくの曲線美を台無しにする恐れもあるため慎重かつ強固に仕上げなければなりません。そこで使用したのが「スイングミシン」という特殊なミシン。硬い革でも立体的に、そして自然なアーチを崩すことなく縫い上げることができるため、今作の“しぼり”の美しさを表現するに欠かせない存在となりました。
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北海道・空知地方に根付く職人文化
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[砂川ファクトリーでの作業風景]
- 創業からこれまで、北海道で馬具から革製品まで製作してきたソメスサドルは、職人たちも地元の方々。地域に根ざしたブランドとして誇りを持っています。現在ファクトリーを構える砂川の雇用創出や地域の活性化も、私たちの目標のひとつです。
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[高い技術と経験が生むものづくり]
- 現在でも地域の職人たちが、これまで守り続け受け継いできた技術を継承し続けています。しぼりを始めとする高い技術が必要な加工も、途絶えることのないよう日々若い世代へと指南し、その伝統を守り続けています。
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[コミューターバッグはベテラン職人でも大挑戦]
- 「試行錯誤を重ね、限りなく“しぼり”の誤差を少なくすることができましたが、それでも多少はどうしても出てしまう。それをマチなど他のパーツと組み立てるときに、貼り合わせ方、縫い糸のテンションなど、経験に基づいた判断と力加減で仕立て上げます。非常に苦労しましたが、作り続けることで技術が身に付いていきます。ベテラン、若手一丸となって技を磨き、一点一点丁寧に、お客様のことを思い描きながら作っていきます。」(開発に携わる職人・乾)
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担当の職人たち 菅谷(入社5年目)・乾(入社34年目)・平井(入社26年目)
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コミューターバッグは実店舗でも試せます
- 実店舗を構えるソメスサドルだからこそ、購入前に実際に実物をお試しいただけます。本社工場に隣接する、広大な芝生と木々に囲まれた砂川ファクトリー&ショールームと、様々な国内外の有名ブランドが立ち並ぶ東京・銀座に構えるGINZA SIX内の銀座店にて、サンプルを展示いたします。ソメスサドルのスタッフが丁寧にご案内いたします。
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- ソメスサドル 砂川ファクトリー&ショールーム
北海道砂川市北光237-6
0125-53-5111
営業時間:10:00~18:00 ※10:00~17:00の時短営業 -
- ソメスサドル 銀座店
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 5F
03-6264-5576
営業時間:10:30~20:30 ※11:00~19:00の時短営業 -
※サンプル展示店舗について 2021.5.18
- 砂川ショールーム、銀座店、札幌店の3店舗にて実物をご覧いただけます。
ソメスサドル 札幌店
北海道札幌市中央区大通西3丁目 大通ビッセ2F
011-261-3411
営業時間:10:00~20:00 ※11:00~19:00の時短営業 -
バッグには名入れも可能です
- 今回のコミューターバッグは名入れ(素押し刻印)も施すことができます。購入していただいた方にこのバッグを愛着を持って接してもらいたい願いと、“自分だけのバッグ”という特別感を味わっていただきたい想いから特別に名入れをサービスいたします。
ご注文フォーマットに、ご希望の字体とお名前をご記入ください。 -
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- “センチュリーオールド”
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- “パークアベニュー”
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当クラウドファンディング限定での受注生産です
- 前例のない製法とデザインを実現することができた本製品。1点1点、熟練の職人がおつくりします。通常のバッグよりも時間と労力を要することもあり、まずは直営店や公式オンラインショップでは展開せず、当クラウドファンディングのみでの限定受注生産になります。永く使っていただけるよう、一目ひと目想いを込めて縫い上げたコミューターバッグは、使うほどに艶を増し、使う人にフィットしていくはずです。ぜひ、ご自身の手で世界に一つのバッグへと育てていただけると幸いです。
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製品仕様
- 外寸:約W265×H380×D90cm
容量:約9.0L
重量:約1200g
仕様:PCスリーブ(13インチまでのノートパソコン)、メッシュポケット、アンブレラ&ドリンクホルダー、背面ユーティリティポケット、長さ調節可能なストラップ
カラー:ブラック
素材:本体ー日本製牛革(タンニンレザー)
内装ー人工スエード
背当てーポリエステル(Wラッセルメッシュ)
生産:北海道砂川市