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日本茶のように気軽に淹れられるコーヒー専用の急須。雑味や渋みを軽減し、まろやかな味わいに。
- 急須で手軽にコーヒーを淹れられれば。そんな発想から生まれたコーヒー専用の急須です。焼き物で有名な常滑焼で仕上げた本品は、釉薬を使わず素焼きで仕上げる事で雑味や渋味を吸収しながら、ステンレスフィルターで漉すためフレンチプレスのようにコーヒーの旨味や風味がダイレクトに楽しめます。
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日常の何気ない会話が誕生のヒントに。
- コーヒー急須が誕生したきっかけは友人同士の何気ない会話から。コーヒーが好きで普段レギュラーコーヒーをドリップして飲んでいるのですが、何かと手間がかかり面倒臭い。という共通の話題から始まりました。そんな時、もしかして自分たちだけでなく他の人も同じような気持ちでコーヒーを淹れているかもしれない。もし、手間が省けて、楽に片付けられて、しかも美味しいコーヒーが淹れられたら、もっと、もっとコーヒーを楽しめるのではないか。この想いを実現させるため、本品の開発が始まりました。
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レギュラーコーヒーを淹れる際の問題提起。
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- 先ず、今まで淹れていたコーヒーの問題点を記録しました。
・準備が大変(ドリッパーやポット、紙フィルターを用意したりなど)
・ランニングコストがかかる(紙フィルターが使い捨てのため)
・ゴミが思った以上に出る(紙フィルターのゴミ)
・後片付けが面倒
・気軽に淹れられない
・粉末状のコーヒーの粉をどのように処理するのか
などが、挙げられました。 -
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問題点から解決策を模索。
- 次に問題点から解決できる方法を考えました。
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お茶の知識から急須を選択
- 昔からお茶を淹れる際は急須を使い、特に常滑焼の急須を使用することで、手軽に淹れられ、お茶がまろやかに美味しくなる知識から、もしかしたらコーヒーでも同じことが起こらないか?という視点から着手していきました。
- <準備が大変>
これは、淹れる道具を極力無くし、1個で解決できるようにしてみよう。
<ランニングコストがかかる>
紙フィルターで濾さなくてもお茶のようにメッシュのストレーナーで代用できないか?
<ゴミが思った以上に出る>
こちらも、紙フィルターを無くすことでお茶のようにそのまま捨てられないか?
<後片付けが面倒>
なるべく洗い物を少なくして、手に触れる回数を減らすことを目標に。
<気軽に淹れられない>
飲みたいときにすぐに淹れられる気軽さを急須で実現できないか実験。
<粉末状のコーヒーの粉をどのように処理するのか>
こちらは非常に目の細かいステンレス製のメッシュフィルターを採用。120メッシュの微細なステンレスフィルターで漉すため旨味や風味がダイレクトに楽しめるように工夫しています。
※完全に濾すことは不可能なため、多少の濾し残しが出ます。
これらの解決方法でひとつひとつ試していき、複数回実験や試行を繰り返すことで、
結果的に行きついたのが急須にすることで問題の解決は可能になりました。 -
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問題は解決した。次は美味しさの実現を目指して。
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- 手間や気軽さの問題は解決しました。次に立ちはだかった難問は、一番大きな問題「美味しさ」。やはり主役はコーヒーそのもの。それが美味しくなくてはいくら外見が立派でも、中身が伴わなくては本末転倒に。そこで候補に挙げたのがお茶などの茶器の焼き物で有名な「常滑焼」です。常滑焼は「日本六古窯」のひとつで、古来より日本を代表する焼き物です。常滑焼特有の多孔質の表面は、渋みと雑味を吸収してくれる効果も期待でき、お茶と同様、コーヒーの渋みと雑味も吸収することが可能ではないかと考えました。そしていくつもの試作を重ね、現在のコーヒー急須をつくっていきました。
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試作を使ってみて実験。味覚テストでも数値で評価。
- 早速出来上がった試作品を使い、試飲することに。多少自己評価が高かったことと、思いが上乗せされたこともあり、初回一口目はとても美味しかったことを記憶しています。「良し、これなら問題ないかも」という安心感と、「他の人はどう判定するのか」という不安感が去来し、一人では判断できないと思い、科学の力を借りようと考えました。そこで、「群馬県立産業技術センター」に試作品を持ち込み味覚試験を行いました。試験は「渋み」「雑味」「苦み」など5項目に渡り判定を行い、その結果を数値化することで科学的に判断することで評価を待つことにしました。
結果は全ての項目で同試験の結果が、紙フィルターを使用した際のコーヒーと比較して減少していました。これがコーヒー急須が完成した瞬間です。 -
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伝統工芸士による生産の協力
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- 量産するに当たり、本物をお届けしたい気持ちで思い切って伝統工芸士の「土平栄一」氏に生産を依頼。土平氏は、常滑焼・一心窯にて陶作に励みつつ数多くの陶芸展にて入賞を重ねる「伝統工芸士」。「土、焼き、形状、仕上げ、蓋」まで全てにおいてこだわりを持ち、熟練の技術で作品を完成させています。2009年には経済産業大臣指定・伝統的工芸品・常滑焼の伝統工芸士に認定され、作り上げた作品は完成度が高く、多くの賞を受賞するなどの実績を持つ職人です。本品も、土平氏ならではの美意識と使い易さを共存させた趣のあるプロダクトに仕上がっています。量産品ながら仕上げにロクロを使い、一点一点刷毛目を付けるなど手作り感のある仕上がりにこだわっています。
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手軽な使い方で後片付けもラクラク。
- 淹れ方はいたって簡単。カゴ網フィルターに中~粗挽きの粉を入れ、お湯を少し回しかけて1分ほど蒸らします。後は飲む分のお湯を入れたら2~3分待ってからカップに注げば、香り豊かで旨味のあるコーヒーが出来上がります。急須本体やフィルターの洗浄も容易で、カゴ網フィルターは繰り返し使えるため、紙フィルターのように買い置きする必要もなくエコで経済的です。
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来客の話題作りにも
- 独特の発想で作り上げられた世にも珍しい「コーヒー専用の急須」は、簡単に淹れられ、お手入れも楽に済ませられるように形状や焼き方などにこだわっています。コーヒーカップ3杯程度まで淹れられるので、お客様の目の前で淹れて見せれば話題作りにもなります。
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最後に
- ゴミも少なく、お茶のように淹れられる急須型にすることで、自分自身で家族でそして来客時にも楽しめる美味しい一杯が堪能できます。新しいコーヒーの楽しみ方を是非ご覧ください。
ご支援のほどどうぞよろしくお願いします。 -
商品仕様
- ■商品サイズ(約)/幅19×奥行12×高さ9.5cm
■材質/急須:陶土、フィルター:ステンレス
■商品重量(約)/313g
■容量(約)/450cc(満水時)
■仕様/120メッシュカゴ網フィルター、80メッシュ平網フィルター
■付属品/コーヒースプーン
■生産国/日本(常滑焼)
■ご注意/※フィルターの特性上、カップにコーヒーの微粉末が若干残る事があります。粉は中~粗挽きをお勧めします。 -
良くある質問 Q&A
- Q:配送の日時指定はできますか?
A:配送の日時の指定はできかねます。ご了承ください。
Q:クラウドファンディングの目標金額が未達成の場合どうなりますか?
A:目標金額に達しなかった場合も、商品の製作は行われます。ご支援いただいた皆さまへは商品を発送させていただきます。
Q:間違ったリターン(商品)を選んでしまいました。キャンセルできますか?
A:お申し込みいただいた後のキャンセルは出来かねます。予めご了承ください。
Q:リターン(商品)は複数選択可能でしょうか?
A:可能です。
Q:保証期間はありますか?
A:保証期間はございません。
Q:この急須でお茶も併用できますか?
A:はい、併用することは出来ますがお勧めできません。コーヒーの香りは結構強く、急須の内側にコーヒーの香りが残ります。コーヒーの香りが残ったままの状態でお茶を淹れると、コーヒーとお茶が混ざり合った香りになります。コーヒー専用でご使用いただくことをお勧めします。
Q:お手入れの際、食洗器は使用できますか?
A:はい、問題ございません。
Q:お勧めのコーヒーの粉の引き方はどの程度ですか?
A:粉は中~粗挽きをお勧めします。
Q:お手入れ方法は?
A:フィルターは使い終わったらすぐに流水で洗い流してください。急須本体は軽くすすぎ洗いして、よく乾燥させ保管してください。しつこい汚れの場合は、中性洗剤で付けおき洗いをお勧めします。