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完売御礼&次回の販売について 2020年12月16日
- 公式ストアにて2020年12月15日に販売した「宙COCORO 星座 お猪口」は即日に完売いたしました。誠にありがとうございました。次回の販売は2021年1月15日の18:00を予定しております。「販売中の商品を見る」のボタンをクリックして公式ストアへ移動し、公式ストアのアイテム一覧に購入画面が現れましたら、ご購入が可能となります。皆さまのまたのご訪問をお待ちしております。
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完売御礼&今後の販売について 2020年7月20日
- 初回販売に引き続き、6月16日に実施した追加販売に関しても、「宙COCORO お猪口」12星座シリーズは、皆さまからの温かいご支援のおかげで即刻完売いたしました。誠にありがとうございました。
しかしながら追加販売を行ってもご購入いただけなかった方々が、まだ大勢いらっしゃることから、皆さまからのご要望にお応えするため、今後、「宙COCOROお猪口」12星座シリーズを通年販売することにいたしました。2020年12月頃より、未来ショッピング公式ストアで毎月限定数を販売する予定です。販売開始後は、このプロジェクトページからも常時ご案内いたします。
また販売開始のお知らせをお望みの方は、お問い合わせのメールアドレスitoshowshopping@itoshow.co.jpまで、「宙COCORO通知希望」とお書きのうえメールをお送りください。ただし、お送りいただくメールは予約申込ではありません。商品のお取り置きをお約束するものではないことをご了承ください。販売開始後、未来ショッピング公式ストアにてご購入手続きをお願いいたします。
※メールの設定により、itoshowshopping@itoshow.co.jpからのメールが「迷惑メール」と自動的に判断され、拒否されてしまうケースがあります。「宙COCORO通知希望」のメールをお送りいただく場合には、itoshowshopping@itoshow.co.jpからのメールをお受け取りになれるよう、必ずご自身であらかじめご設定をお願いいたします。 -
完売御礼&追加販売について 2020年4月27日
- 「宙COCORO お猪口」12星座シリーズは、皆さまからの温かいご支援のおかげで完売いたしました。誠にありがとうございました。大変ありがたいことに、ご購入希望者がまだ多くいらっしゃることから、「宙COCORO お猪口」12星座シリーズの追加販売を決定いたしました。現在、2020年6月中旬を予定しております。
追加販売を開始した際にお知らせをお望みの方は、お問い合わせのメールアドレスitoshowshopping@itoshow.co.jpまで、「宙COCORO追加通知希望」と、ご参考までに「ご希望の星座名」をお書きのうえメールをお送りください。ただし、お送りいただくメール「宙COCORO追加通知希望」と「ご希望の星座名」は予約申込ではありません。商品のお取り置きをお約束するものではないことをご了承ください。追加販売を開始した時点で、意と匠研究所よりお知らせのメールをお送りいたしますので、その後、ご購入手続きをお願いいたします。
※メールの設定により、itoshowshopping@itoshow.co.jpからのメールが「迷惑メール」と自動的に判断され、拒否されてしまうケースがあります。「宙COCORO追加通知希望」のメールをお送りいただく場合には、itoshowshopping@itoshow.co.jpからのメールをお受け取りになれるよう、必ずご自身であらかじめご設定をお願いいたします。
「宙COCORO追加通知希望」のメールをお送りいただいた方には、意と匠研究所より返信メールを差し上げております。もし2〜3日経っても返信メールを受信されていない場合は、「迷惑メール」と自動的に判断されている可能性があります。今一度、メールのご設定をご確認ください。 -
小宇宙の抽象表現に異彩・超絶の技
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- 曜変天目茶碗など、見込みを覗き込み、そこに広がる小宇宙を眺めて楽しむ器にはロマンがあります。それは実際に手にした者にしか味わえない楽しみでしょう。蒔絵の伝統工芸士、佐藤裕美さんが手がける酒杯ブランド「宙COCORO」も、まさにそんな器。伝統的な蒔絵で主に描かれてきたのは植物や吉祥文様などの具象画です。佐藤さんはLEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018で新潟県の「匠」に選ばれた機会を生かし、具象画から離れ、抽象画の世界へ飛び出しました。テーマにしたのは小宇宙。お猪口の見込みに、美しく壮大な銀河を繊細に表現したのです。まさに異彩・超絶の蒔絵の技と言えます。
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星の位置を正確に表した12星座
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- 今回、ご紹介するのは「宙COCORO」の新作となる12星座シリーズのお猪口。12の誕生星座(おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座)を小宇宙の中に丹念に描きました。佐藤さんは図鑑や専門サイトなどで星の位置や大きさを徹底的に調べ、本物の星座を忠実に再現したと言います。「小宇宙を抽象的に描いているうちに、星への興味が湧いてきて、本物の星を落とし込んでみたいと思うようになった」と佐藤さん。一見、抽象画のようですが、よく目を凝らして、金色に輝く星を追って見てみると、星座を成しているのが分かります。
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お酒を注ぐと、銀河がより鮮明に輝く
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- 「宙COCORO」は、お酒を注いだ時にまた違う表情を見せるのが特徴です。液体は表面張力が働いて丸くなると、レンズ効果を発揮することが知られています。このお猪口にお酒を注ぐと、底面が見込みの曲面に沿って湾曲すると同時に、水面も表面張力によって丸くふくらむため、レンズ効果を一層発揮します。つまり小宇宙がより深みを帯び、1つひとつの星がふわりと浮かび上がって見えるのです。お酒好きには特にうれしい“もっきり”に注ぐと、美しく壮大な銀河をさらに堪能できます。
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筆を置き、爪楊枝やスポンジを活用!?
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- この銀河と星座はどのように描かれているのでしょうか。それは蒔絵の伝統技法からは想像もつかない方法です。佐藤さんが手にするのは筆ではなく、なんと爪楊枝やスポンジなど。爪楊枝の先端を自ら紙やすりで削り、理想の細さを追求します。何色もの色漆をパレットに取り、油で溶いて色を混ぜ合わせながら、爪楊枝で少しずつ器に点描したり、スポンジで叩いたり。このように色ごとに絵付しては、天火で熱して焼付することを繰り返します。1個の器につき6〜9回も焼付するとか。当初、この焼付に最適な温度と時間を探るのに、試作をずいぶん繰り返したと言います。
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金属加工産地である新潟の強み
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- 新潟県は金属加工が盛んな地域です。この土地柄から、15年前より佐藤さんは父とともに、金属に漆を焼付する技法を試行錯誤しながら研究してきました。「宙COCORO」誕生の直接的なきっかけは、新潟県長岡市のササゲ工業が製造する酒杯との出合いでした。この酒杯はステンレス製で、表面の酸化皮膜の厚みを変化させて、光の干渉現象を起こし発色させる、酸化発色が施されています。これは塗装や染色とは異なるため色が剥げず、耐食性が高い点が特徴。また中を空洞にして作られているため、ステンレス製なのに軽く、注いだお酒の温度をある程度保つ利点があります。
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伝統技術を受け継ぎながら進化する
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- 佐藤さんは約190年続く林佛壇店を営む家に生まれました。父は新潟・白根仏壇漆塗箔押部門の伝統工芸士、母は同蒔絵部門の伝統工芸士で、「技術を継いでほしい」と願う両親から漆塗と蒔絵の指導を受け、佐藤さんも同蒔絵部門の伝統工芸士の資格を取得しました。現在、他の仏具メーカーから仏具やおりんなどに蒔絵を施す仕事を請けながら、自身の作品作りとして「宙COCORO」の製作に勤しんでいます。伝統工芸士として伝統技法を受け継ぎながら、独自の表現手法にも果敢に挑戦することで、異彩・超絶の蒔絵の世界を築いたのです。
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意と匠研究所がサポート
- 意と匠研究所は、これまでも、これからも挑戦を続ける佐藤さんを応援していきます。ここでご紹介する製品の売り上げの約25%をいただき、佐藤さんの活動や製品について取材や原稿執筆、写真撮影、編集などを丁寧に行い、また新規開発に対してもアドバイスを適宜行っていきます。