未来ショッピング公式ストア:[宙COCORO]あなたの星座を覗き込んで見つけて! 蒔絵の伝統工芸士が銀河を繊細に描いたお猪口

  • 完売御礼!次回発売は5月15日

  • 2024年4月15日発売の「宙COCORO 星座 お猪口」は即日に完売しました。お買い求めいただきまして誠にありがとうございました。次回発売は2024年5月15日18:00を予定しております。引き続きご愛顧をよろしくお願いいたします。
  • 重要なお知らせ

  • この度、「宙COCORO 星座 お猪口」について重要なお知らせがあります。まず作家の佐藤裕美さんが現在、体調不良のため、2カ月間の発売休止とさせていただきます。次回の発売日は2024年3月15日を予定しております。

    また、仕入れ素地代、絵付材料代、梱包代などが以前から値上がりし、1個あたりに占めるコストの割合が非常に大きくなっておりました。皆さまには大変心苦しいのですが、2024年3月15日より価格を19,800円に値上げさせていただきます。ご理解のほどを何卒よろしくお願いいたします。

    さらに、2024年3月15日よりひと月に発売する個数を20個から10個へと変更させていただきます。佐藤裕美さんがひとりで丹念に製作している作品のため、一度に大量生産できないという事情があります。今後も発売を継続させていくために、どうぞご理解いただけると幸いです。

    ご提供予定時期は、従来どおり、2024年3月15日より1カ月以内へと戻してまいります。
  • 小宇宙の抽象表現に異彩・超絶の技

  • 曜変天目茶碗など、見込みを覗き込み、そこに広がる小宇宙を眺めて楽しむ器にはロマンがあります。それは実際に手にした者にしか味わえない楽しみでしょう。蒔絵の伝統工芸士、佐藤裕美さんが手がける酒杯ブランド「宙COCORO」も、まさにそんな器。伝統的な蒔絵で主に描かれてきたのは植物や吉祥文様などの具象画です。佐藤さんはレクサス主催のプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018」で新潟県の「匠」に選ばれた機会を生かし、具象画から離れ、抽象画の世界へ飛び出しました。テーマにしたのは小宇宙。お猪口の見込みに、美しく壮大な銀河を繊細に表現したのです。まさに異彩・超絶の蒔絵の技と言えます。

  • 星の位置を正確に表した12星座

  • 今回、ご紹介するのは「宙COCORO」の中でも12星座シリーズのお猪口。12の誕生星座(おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座)を小宇宙の中に丹念に描きました。佐藤さんは図鑑や専門サイトなどで星の位置や大きさを徹底的に調べ、本物の星座を忠実に再現したと言います。「小宇宙を抽象的に描いているうちに、星への興味が湧いてきて、本物の星を落とし込んでみたいと思うようになった」と佐藤さん。一見、抽象画のようですが、よく目を凝らして、金色に輝く星を追って見てみると、星座を成しているのが分かります。

  • お酒を注ぐと、銀河がより鮮明に輝く

  • 「宙COCORO」は、お酒を注いだ時にまた違う表情を見せるのが特徴です。液体は表面張力が働いて丸くなると、レンズ効果を発揮することが知られています。このお猪口にお酒を注ぐと、底面が見込みの曲面に沿って湾曲すると同時に、水面も表面張力によって丸くふくらむため、レンズ効果を一層発揮します。つまり小宇宙がより深みを帯び、1つひとつの星がふわりと浮かび上がって見えるのです。お酒好きには特にうれしい“もっきり”に注ぐと、美しく壮大な銀河をさらに堪能できます。

  • 筆を置き、爪楊枝やスポンジを活用!?

  • この銀河と星座はどのように描かれているのでしょうか。それは蒔絵の伝統技法からは想像もつかない方法です。佐藤さんが手にするのは筆ではなく、なんと爪楊枝やスポンジなど。爪楊枝の先端を自ら紙やすりで削り、理想の細さを追求します。何色もの色漆をパレットに取り、油で溶いて色を混ぜ合わせながら、爪楊枝で少しずつ器に点描したり、スポンジで叩いたり。このように色ごとに絵付しては、天火で熱して焼付することを繰り返します。1個の器につき6〜9回も焼付するとか。当初、この焼付に最適な温度と時間を探るのに、試作をずいぶん繰り返したと言います。

  • 金属加工産地である新潟の強み

  • 新潟県は金属加工が盛んな地域です。この土地柄から、15年前より佐藤さんは父とともに、金属に漆を焼付する技法を試行錯誤しながら研究してきました。「宙COCORO」誕生の直接的なきっかけは、新潟県長岡市のササゲ工業が製造する酒杯との出合いでした。この酒杯はステンレス製で、表面の酸化皮膜の厚みを変化させて、光の干渉現象を起こし発色させる、酸化発色が施されています。これは塗装や染色とは異なるため色が剥げず、耐食性が高い点が特徴。また中を空洞にして作られているため、ステンレス製なのに軽く、注いだお酒の温度をある程度保つ利点があります。

  • 伝統技術を受け継ぎながら進化する

  • 佐藤さんは約190年続く林佛壇店を営む家に生まれました。父は新潟・白根仏壇漆塗箔押部門の伝統工芸士、母は同蒔絵部門の伝統工芸士で、「技術を継いでほしい」と願う両親から漆塗と蒔絵の指導を受け、佐藤さんも同蒔絵部門の伝統工芸士の資格を取得しました。現在、他の仏具メーカーから仏具やおりんなどに蒔絵を施す仕事を請けながら、自身の作品作りとして「宙COCORO」の製作に勤しんでいます。伝統工芸士として伝統技法を受け継ぎながら、独自の表現手法にも果敢に挑戦することで、異彩・超絶の蒔絵の世界を築いたのです。

  • 毎月15日に好評発売中

  • 2020年4月に「宙COCORO 星座 お猪口」をクラウドファンディングで発売したところ、おかげさまで大好評をいただきました。そこで毎月15日に「宙COCORO 星座 お猪口」を20個ずつ発売することにいたしました。蒔絵の伝統工芸士で作家の佐藤裕美さんが1人で丹念に製作している作品ですので、一度に大量生産できないことをご理解ください。もしその月にご購入が叶わないとしても、翌月以降にご購入の機会はあります。どうぞ気長にご購入の機会をお待ちいただけると幸いです。
  • 意と匠研究所がサポート

  • 意と匠研究所は、これまでも、これからも挑戦を続ける佐藤さんを応援していきます。ここでご紹介する商品の売り上げの30%をいただき、佐藤さんの活動や製品について取材や原稿執筆、写真撮影、編集などを丁寧に行い、また今後の新規開発に対してもアドバイスを適宜行っていきます。
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出品者のプロフィール

株式会社意と匠研究所

株式会社意と匠研究所

意と匠研究所は、『日経デザイン』(日経BP社)元編集長で、デザインプロデューサー・ジャーナリストの下川一哉が代表取締役を務めるクリエーティブオフィスです。新しいもの作りに取り組む「匠」をサポートする、レクサス主催のプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」のメンターを務めるほか、様々なクライアントの商品開発や作品作りの上流に携わり、アドバイスやディレクション、プロジェクト全体のプロデュースを行っています。また、日本人ジャーナリストとしていち早くファインクラフト運動に着目し、日本の工芸の新たな方向性を模索するとともに、政府機関や工芸事業者、企業への啓蒙と提案を行っています。
アイテム一覧
宙COCORO 星座 お猪口
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ご提供予定時期:ご購入から1ヶ月以内

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  • 胴は黒漆仕上げ、見込みは青緑色、青色、青紫色、濃い青紫色に酸化発色したステンレス製のお猪口です。見込みの色域に多少の幅があり、光の当たり具合によっても色が微妙に変わります。この色域の中から色みを選ぶことはできませんが、いずれかをお届けいたします。形状はやや胴長で手に持ちやすく、日本酒をちびりと味わうのに最適なサイズ。お酒を注いで、見込みに浮かぶ小宇宙を眺めてお楽しみください。銀河の中に星座がキラリと輝きます。大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美におすすめ。
    販売終了
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    販売業者
    株式会社意と匠研究所

    所在地
    〒179-0084東京都練馬区氷川台3-1-2

    連絡先
    電話:03-3931-4303
    メール:itoshowshopping@itoshow.co.jp

    販売責任者
    下川一哉

    販売価格
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    商品代金以外に必要な料金
    なし

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