-
東日本大震災の支援活動から八幡平(はちまんたい)の地域活性事業へ
- 2011年の東日本大震災の支援活動で岩手県を訪れ、岩手県の人の温かさと自然の素晴らしさに出会ったことが、岩手県八幡平に暁ブルワリーを設立したきっかけです。
地域活性事業にするために、地ビール工場を設立しました。
ビールは、地域コミュニティを生む産業にふさわしいと考えています。かつて、クラフトビールではなく、地ビールと言われた時代がありました。再び私たちは地ビールとして、そしてビールが観光の起爆剤となるように、八幡平の名勝である「ドラゴンアイ」という名前のビールを造りました。地ビールが観光ビールとして、皆様の元に届くことを願っています。 -
-
ドラゴンアイとは
- 岩手県と秋田県の県境に位置する八幡平。八幡平山頂にある鏡沼の雪面が、日光により溶けて押し上げられ、龍の目のように見える現象を、「ドラゴンアイ」と呼びます。毎年、5月末から6月初めにかけて、2週間ほどしか見ることができない、八幡平の自然が起こす神秘的な光景です。
-
-
名水に恵まれた岩手山の懐で醸す地ビール
- 私たちのブルワリーは、岩手山の大きな懐の中にあります。夏は青く、冬は白くなる岩手山を、日々眺めながら醸造しています。
4万㎡ほどある敷地には、毎時450トンという岩手山の伏流水が流れ込んでいます。豊かな水に溢れた土地で、この天然水を使ってビールを造ります。
その水は日本名水百選にも選ばれた、「金沢清水」という名水です。また、ここは火山帯の地ですので、地熱発電も盛んです。自然エネルギーの活用を推奨するためにも、私たちの醸造所は、地熱エネルギーを使用しています。
人に、 自然にやさしい天然水醸造のオーガニックビールは、ここにしかない自然の力を借りて、豊かに醸造されています。 -
-
オーガニックへのこだわり
- オーガニックは、薬や化成肥料、遺伝子組み換え技術を使用せず、自然に近い状態で生産された有機食品や有機製品を指します。
「自然にも自分の体にも優しくありたい。」そんな想いでオーガニックビールを製造しています。
ビールの主原料であるモルトは、有機認証を得た有機無農薬麦芽を使用しており、苦味とアルコール度数を抑えたやさしい味わいのビールです。
また、自然環境への負荷を極力減らしたいという想いから、八幡平の地域資源である、地熱発電を99%使用し、醸造後の麦芽を近隣の動物の飼料や農作物の肥料へ再利用するなど、循環型ブルーワリーを目指しています。 -
-
日本の風土と文化と食に合うビールを目指して
- 他の地ビールとの違いは、日本の文化や風土に合わせて、ビールのテイストを考えていることです。日本で作るビールだからこそ、日本人の味覚に合うものでありたいと考えています。うま味や香り、すっきりとした切れ味、刺身や魚料理にも合うビールを目指しています。
私たちの作るビールの特徴は無濾過ということです。オートメーションではないので、仕込みから発酵、充填までを手作業で行っています。特に発酵管理は、とても繊細な作業です。毎日ビールチェックをするブルワー(ビール職人)は、毎日違う表情を見せる酵母の状態を見つめています。彼らは酵母のいきもの係なのです。 -
-
目指すは「風景のみえるビール」
- 缶に描かれているデザインは、ドラゴンアイのある八幡平山頂から、岩手山・姫神山・茶臼岳を一望する風景を表現しています。
その土地の風景をデザインにすることで、地域に根ざした商品であり、「風景のみえるビール」でありたいと思います。 -
商品ラインナップ
-
-
お届けについて
- ご購入より2週間程度でお届け
-
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
-
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。