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北海道池田町とワイン造り
- 北海道の十勝平野に位置する池田町は、人口約7,000人の小さな町です。
冬にはマイナス20度以下になることもある、北海道らしい土地です。
池田町は、1963年に農業振興を目的として、全国で初めての自治体経営のワイナリーを作りました。それが「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」です。
「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」は、外観がヨーロッパの古城に似ていることから、「ワイン城」と親しまれ、池田町を代表するシンボルとなるほど愛されています。
今では暮らしの中にワインがあり、ワインとともに生きている、それが池田町です。 -
池田町のブドウ栽培
- 池田町のブドウづくりは、昭和20年代後半まで遡ります。
昭和27年の第1次十勝沖地震が襲い、追い打ちをかけるように、翌年から2年連続で冷害による凶作となりました。
このような状況を脱するため、当時の町長の「秋には、山野には山ブドウがたわわに実る。冬の厳しい池田でも、ブドウ栽培ができるはず」という発案から、「ブドウ栽培」と「ワイン製造」への道が生まれたのです。
今ではブドウの耐寒性品種の栽培も盛んで、昼夜の気温差が大きいため、この気候を利用した品種作りにも力を入れています。 -
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ワイン造りはブドウづくりから
- 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所では、寒冷地に適したブドウ栽培のために、ワインの製造だけではなく、独自品種の開発も行っています。
冬の寒さに加え、晴天による乾燥した日々が続く池田町の位置する十勝では、通常のブドウ樹は枯死してしまいます。池田町ブドウ・ブドウ酒研究所では、寒冷地に適したブドウの栽培と品種開発のため、寒さに強い山ブドウと醸造用品種の交配に挑戦しています。
これまでに21,000種以上の交配を重ね、耐寒性が高く、かつワイン用として高品質の品種を続々と生み出してきました。 -
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池田町のブドウが国際登録品種に!
- 2020年11月、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の赤ワイン用ブドウ品種「山幸」が国際ブドウ・ワイン機構「OIV(Organisation Internationale de la vigne et du vin)」に品種登録されました!
国際ブドウ・ワイン機構とは、フランスに拠点を置く、ブドウ栽培や品種、ワイン造りの研究機関のことで、EU域外で生産されたワインのラベルにブドウ品種を表示する場合には、品種登録が必要とされています。
そんな世界レベルの品質登録に、北海道・十勝の風土が育んだ、山幸が認定されました。国内品種がOIVに登録されるのは、「甲州」「マスカット・ベーリーA」(どちらも山梨県)に次いで3品種目。北海道産としては初の快挙となり、日本ワインの歴史に新たな1ページを書き加えました。 -
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商品紹介
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十勝ワイン山幸(やまさち)
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- 【規格】 720ml
【アルコール度数】 12%
【収穫年度】 2018年
【ブドウ品種】 池田町産 耐寒性独自品種「山幸(やまさち)」種100%
【原産地】 北海道池田町
【お届け方法】 常温
【料理との相性】 ジンギスカン・サーロインステーキ・コンテチーズ・ブルーチーズ
【味わい】 ミディアムボディ -
十勝ワイン山幸(やまさち)2011オールドヴィンテージ
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- 【規格】 720ml
【アルコール度数】 11%
【収穫】 2011年
【ブドウ品種】 池田町産 耐寒性独自品種「山幸(やまさち)」種100%
【原産地】 北海道 池田町
【お届け方法】 常温
【料理との相性】 すきやき・鹿肉のステーキ・鴨の治部煮・ミモレットチーズ
【味わい】 ミディアムボディ -
十勝ワイン山幸(やまさち) アイスワイン
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- 【規格】 200ml(化粧箱入り)
【アルコール】 6.5%
【ブドウ品種】 池田町産 耐寒性独自品種「山幸(やまさち)」種100%
【原産地】 北海道 池田町
【お届け方法】 常温
【料理との相性】 レーズン・干し柿・バニラアイスクリーム
【味わい】 極甘口
<アイスワインとは>
12月中旬以降、氷点下15度以下になった早朝に、樹上で凍結したブドウを手作業で収穫して圧搾することにより、非常に糖度の高い果汁(通常の倍の糖度)が採取できます。山幸種の持つ芳醇な香りと濃厚な甘さに、山ブドウ由来の酸味を持つ、贅沢な極甘口ワインです。少量しか果汁が取れず、僅かな量しか作ることができないため非常に希少な商品です。 -
お届けについて
- ・4月30日(金)までのご注文 ⇒ 5月16日(日)までにお届け予定
・5月31日(月)までのご注文 ⇒ 6月20日(日)までにお届け予定 -
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
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妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。