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純米吟醸酒「day time」 試飲してみました
- 皆様へのお届けが近づいて参りました。そこで二回にわたり試飲会をおこないました。そして何と一回は日本ソムリエ協会会長の田崎真也さんのセミナーにチーズとのペアリングとして使って頂きました。
先日行われた【日本ソムリエ協会2021年 第1回熊本支部例会セミナー 「阿蘇のチーズを学ぶ」3つの生産者をお招きして】は日本ソムリエ協会の田崎真也会長を講師に10種類のチーズと6種類のお酒のマリアージュの勉強会でした。
阿蘇市の阿倍牧場の「モッツァレラ」、山都町の山の未来舎の「サンモッツァレラ」との相性の説明。「生のトマトとワインの相性は難しい。トマトを煮てソースにするとかける素材との関係で相性が良くなる。同じ乳酸発酵の日本酒は大変相性かいい、日本酒の甘みが乳酸と調和する。実はチーズと日本酒の相性は大変良い。13%のアルコール度数の日本酒はこのチーズに大変相性がいい。ペアリングの基本は食べるものをより美味しくする、引き立てること」とお話しされました。ちなみに次にでた燻製のチーズと弊蔵の純米酒の相性も絶賛されてました。 -
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- 次に実際に洋食レストランのランチとの相性を私とお店の榊だソムリエールとテイスティングしてみました。場所は熊本市内のフレンチの名店【レストラン ヴェレゾン】。ソムリエールにテイスティングをして頂きながら料理との相性を探ってみました。純米吟醸酒dey timeの印象として「香りが高く、木の香り、爽やか、春らしい」とのコメント。13%のアルコールで酔いが浅く軽やかに飲める感じです。最初にでた野菜のテリーヌのキャベツや人参との相性は非常に良かったです。野菜との相性はすごくよいです。クリーム系ソース、特にブールブランソースには、清涼感のある白ワインより相性がいい感じです。クリームソースのお魚料理を頂きましたが大変お魚の味を引き立てました。ただ、お肉料理となると味が大人しすぎて赤ワインの方に軍配が上がります。全体として設計通りお昼の軽いランチ、野菜、お魚料理にはぴったりなお酒です。なにしろ酔いが軽く、しっかり飲んだのですが夕方からのキョンキョンのコンサートでも盛り上がれました。
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200%達成有り難うございます!
- 皆様方の協力のお陰で目標金額の200%を2週間で達成することが出来ました。
心から御礼申し上げます。
コロナを乗り切るために日本酒は心の栄養剤です。昼食の時、家族や親しいお仲間とのんびりゆったりまぁるい時間を純米吟醸「day time」をお供にして頂けてとても嬉しく思っております。
このクラウドファンディングでの皆様の応援の多さを知り、今後は昼飲みのある新しいライフスタイルの中でもっともっと楽しんで頂ける企画を考えて参りたいと思います。ワクワクを皆様と共有できますよう、欲張りですが更なる応援拡散を頂ければ有り難いです。
200%達成本当に有り難うございます! -
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目標額達成御礼 更なる応援を目指して
- 皆様のお陰様で目標金額を4日で達成することが出来ました。心から御礼申し上げます。今回の目標達成は酒米を作ってもらっている農家、デザインをしてしてくれたデザイナー、お酒をお届けする地元の郵便局等などこの山都町に住む多くの人たち、勿論純米吟醸「day time」を醸した蔵人と喜びを共有しております。更に多くの皆様に応援頂けるよう頑張って参ります。
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お昼に飲める日本酒が欲しい
- コロナ禍で、接待や会社の同僚と宴会や会社帰りの一杯など夜の付き合いが少なくなってきました。その反面家族や親しい友人と食事する機会が増えてきています。しかも働き方改革で休日が取りやすくなり、翌日の仕事への負担が少なくコスパのいいランチを楽しむ方が急増しています。
ただ、「ビールやワインはいいけど日本酒は重いなー」という声も聞かれます。ランチメニューはディナーよりあっさりした料理が多く、実は日本酒と大変相性がいいのです。問題はアルコール度数です。ビール5%、ワイン12%、日本酒は15%。これではなかなか日本酒に手が伸びません。 -
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そこで【純米吟醸酒 day time】
- そこで、アルコール度数を13%に押さえ、きれいな甘みを感じ、口の奥に広がる酸味があり切れがよく清涼感のある日本酒を開発することにしました。その名もずばり「day time」!
デザインも木漏れ日をイメージして、日本酒には珍しい丸いレッテルです。ご友人やご家族での楽しいランチのテーブルに彩りを添える純米吟醸酒です。
このクラウドファンドで応援して下さる方々にどこより早く一番にお届けします。 -
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純米吟醸酒 day time の特徴とは
- ・アルコール度数はワインと同じ程度の13%と昼飲みには最適
・ランチにあう、ライトで辛口なさっぱりした飲み口の純米吟醸酒
・木漏れ日をイメージしたオシャレなラベルデザインがテーブルにさわやかな彩りをそえます
・クラウドファンディングで応援して頂ける方にだれよりも早くお届けします。 -
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昼飲みのためにこだわりの酒造り
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- 通潤の酒造りの基本は地元へのこだわりです。今回の純米吟醸酒day timeは精米歩合50%、地元で契約した酒米「山田錦」を麹米に使い、熊本県が独自に開発した「華錦」を掛け米にしています。また酵母は熊本県酒造研究所が守り育ててきた「熊本酵母」の元株「KA4」を使っています。この酵母は落ち着いた香りがたち、豊かな膨らみのある味のお酒を造れます。何より、造り手の個性に応じて色々なバリエーションのお酒ができる万能酵母です。今回は昼飲みにあうように、アルコール度数13%で穏やかな香りが立ち、酸味があって切れのよい日本酒というコンセプトで酒造りをおこないます。二酸化炭素排出削減を目指し、出来るだけ冷却装置を使わない伝統的な手作り酒造りを行っております。このコンセプトを目指して皆様に喜んで頂ける酒造りを目指して蔵人一同頑張っております。
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- 蒸し上がったばかりの酒米の粗熱を手で取っていきます。ものすごく熱いですがその時の感触や匂いを元に酒造りの工程を微調整していきます。
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- 誤差0.01度の温度計で慎重に温度を測りながら櫂(かい)を入れていきます。櫂は酒造りの前に青竹を炙って油を取り真っ直ぐにして桜の木の櫂先を付けます。酒造りは秋の道具作りから始まります。
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熊本地震からの復興
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- 弊蔵は2016年(平成28年)の熊本地震では熊本で一番古い酒蔵含む11棟の蔵が損壊、酒4,000リットル分を失うなど大きな被害を受けました。全国の皆様、行政金融機関からの温かい御支援によって復興を遂げることができました。その中で多くの皆様と直接お話し、日本酒に対する皆様の思いを受け取ることができました。敷居が高い、古くさい、選び方が分からないなど蔵元が思ってもいなかった様な話ばかりでした。
復旧過程で昔に戻すだけでいいのかとの迷いが生まれ、勧める方がいらっしゃってカリフォルニアのナパバレーに視察に行きました。そこでは豪華なワイナリーに世界中から多くの観光客が訪れ、オーパスワンでは一杯65ドルで赤ワインが供され、ワインの味わいや雰囲気を皆さん楽しんでおられました。日本の酒蔵見学は社会科見学として酒造りの難しさを伝え、試飲は無料で紙コップという形式が多く、日本酒の楽しさを広めるものではありませんでした。 -
- 日本酒に欠けているのはこれだと思い、復旧計画を大幅に変更し、日本酒の楽しさを伝える酒蔵「寛政蔵」を作ることにしました。平成31年3月に完成しその後多くのお客様に日本酒の楽しみをお伝えしてきました。カップルで飲みに来られる方も多く、その80%は女性が飲まれて男性が運転という方々でした。日頃の罪滅ぼしと言われる方も多かったのですが、昼に日本酒を飲まれることに抵抗がなくなってきてると感じました。今回、純米吟醸酒day timeで人生を楽しんで頂けるお手伝いになればと開発しました。
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純米吟醸酒「day time」の楽しみ方
- ここで少し日本酒の楽しみ方についてお話ししたいと思います。昔日本酒はお燗を付けてお猪口で飲むよう造られていまた。しかし近年、主流になってきた香りが高く味わい豊かな日本酒を楽しむためにはお猪口では無理で、弊蔵ではワイングラスを推奨しております。ワイングラスではお酒の色や、香り、味を色々な角度で楽しめます。詳しくは下の動画をご覧下さい。
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day timeとは
- 純米吟醸酒day time はランチのために開発された日本酒です。設計思想は木漏れ日のそそぐ木陰のテーブルで軽めのランチのお供の日本酒です。ランチはディナーと違って軽めの食材が多く、赤ワインや重い日本酒の出番ではありません。ワイングラスを使い まず舌先でほんのりとした甘みが感じられ、口の奥に流すと少し酸味が味わえ、白桃のような香りがたつ、そんな純米吟醸酒を造りました。
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純米吟醸酒day timeのお勧めの飲み方
- ・お勧めワイングラス 白ワイン用グラス
・美味しい温度 10度ぐらい、冷蔵庫の野菜室程度
・おすすめ料理 日本酒は野菜とよく合います。ランチのサラダやお魚料理
あっさりしたチキン料理など -
リターンについて
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純米吟醸酒 day time
- ・容量 720ml
・原材料 米(山都町産)・米麹(山都町産米)
・精米歩合 50%
・アルコール度数 13%
・使用米 麹米 山都町産山田錦 掛け米 山都町産華錦
・使用酵母 熊本県酒造研究所 KA4
・製造者 通潤酒造株式会社 -
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通潤酒造マーク入りオリジナルソムリエワイングラス
- 国際規格テイスティンググラスです。ISO NO.3591により形寸法が定められておりテイスティングはもとより、食洗機使用もできますので日常使いにも最適です。通潤のマークが入ったどこにもないオリジナルグラスです。
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【酒蔵カフェ 寛政蔵】での飲み放題付き豪華ペアーランチ
- 寛政4年(1792年)創建の熊本県で最古の酒蔵。熊本地震で大規模半壊の被害を受け、約3年の月日をかけてリノベーションを行いオシャレな酒蔵として生まれ変わりました。酒蔵内で飲食やパーティーもでき、コンサートなども開かれています。バリアフリーのトイレも併設、どなたにも利用しやすい酒蔵です。
二人席11席 4人席2席(但し、コロナ禍におけるディスタンスをとった場合) -
- ランチは地元の名店「本さつまや」の旬の有機野菜やジビエを使った豪華懐石弁当です。都会では味わえない旬の山菜や川魚なども味わえます。
お酒は通潤の日本酒を心ゆくまでご堪能頂けます。ビールやワインもご用意いたします。 -
【西郷隆盛も泊まった国指定登録文化財】 通潤酒造奥座敷での出張料理人によるペアーランチ
- 通潤奥座敷は、江戸時代後期肥後藩主細川公が狩りにおいでになるときの「御成の間」として作られました。特に9代藩主細川 斉茲公はよくおいでになられています。その当時の襖絵や御用絵師による掛け軸も残っています。通潤酒造は屋号を備前屋といい、その当時廻船問屋も営み、上方との交易を行っていました。奥座敷に面する枯山水の庭は上方から灯籠や石を運ばせ造ったいわれ、往事の面影をそのまま残しております。明治10年の西南の役の時には西郷軍の本陣となり、西郷隆盛も宿泊しております。その後掃討作戦を行った児玉源太郎の本陣ともなりました。
熊本地震で多少の被害を受けましたが、復旧修理をおこない、新しく首相官邸の和紙照明等を手がけた世界的に有名な和紙デザイナー堀木エリ子さんにオリジナル照明を依頼し、宇宙のエネルギーを集めるどこにもない和紙照明が設置されました。
令和3年10月14日には国の登録有形文化財に登録されました。
普段は未公開ですが本クラウドファンディングにご協力いだだく方に特別にご利用頂けます。
西郷どんのお泊まりになった座敷で往事を思い浮かべながらランチをお楽しみ下さい。 -
- ランチは地元の名店「本さつまや」の岸本シェフが旬の有機野菜やジビエを使った出張料理でおもてなしいたします。都会では味わえない旬の山菜や川魚などもできたての美味しさで味わえます。
お酒は通潤の日本酒を心ゆくまでご堪能頂けます。ビールやワインもご用意いたします。 -
通潤酒造のご紹介
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通潤酒造のある山都町の紹介
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- 通潤酒造のある山都町は熊本県の東の山間地、宮崎県と接しており、阿蘇山の南、緑川・五ヶ瀬川の源流として町内の至る所に湧水があります。冬はマイナス10度まで下がり、五ヶ瀬スキー場も隣接しております。水が良いため米の品質もよく、熊本県では良質米の産地として知られており、また有機農業の先進地として全国から有機農業に携わりたい若者が移住してきています。
国指定の重要文化財である「通潤橋」はその豪快で周りの田園風景とマッチした放水で知られ、多くの観光客が訪れています。
酒名「通潤」は「通潤橋」を作った布田保之助翁の姪が当家に嫁いだご縁で名前を頂いております。 -
通潤酒造の現在
- 通潤酒造株式会社は、明和7年1770年創業の造酒屋です。子会社に地元の小売店さんに日本酒・ビール・焼酎・ワイン等などを卸売りする通潤酒類販売有限会社、地元の野菜を漬物にする通潤漬物株式会社があります。現在の社長山下泰雄は12代目です。ちなみに胸のバッチはきゃりーぱみゅぱみゅのファンクラブの会員証です。地元では蝶ネクタイ社長として通っており、一般社団法人山都町観光協会会長、熊本酒造組合副組合長、熊本県酒造研究所社長などをしております。
酒蔵は平成8年にくまもと景観賞 平成30年くまもと景観賞第30回記念大賞 令和3年には国指定登録文化財となりました。 -
- 通潤の最も人気の商品は純米吟醸酒【蝉】です。熊本ではトップクラスの販売量を誇る純米吟醸酒で東京、大阪、福岡の有名店にも置いていただき、大阪には「蝉の会」というファンクラブまであります。今回の純米吟醸酒【dey time】はこの【蝉】の技術を更にグレードアップし昼飲みにふさわしい純米吟醸酒にお酒に仕上げました。
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- 通潤は創業以来地元の農家と一緒に酒米作りを行っております。地元のJA上益城には熊本県下で唯一「酒米部会」が設置され山田錦や華錦などの酒米を県下の全造酒屋に供給しております。
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- 通潤酒造は色々な人たちに日本酒の良さを知って頂けるように、SNSを使ったり即売会に出かけたりしています。特にTwitterでは1万3千人超と酒造業界では屈指のフォロワー数を誇っています。またユニークな取組として全国各地で開催される同人誌販売・コスプレの祭典コミックシティに出店して刀剣乱舞好きの方に向けに「蛍丸」という商品を発売して大ヒットとなりました。地震からの復興やユニークな取組が認められて平成31年には第5回九州山口ベンチャーアワーズ ベンチャー部門地域活性化賞を受賞しました。
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通潤酒造創業252年の歴史
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- 通潤酒造は明和7年1770年に備前屋野尻清九郎によって創業されました。当時は細川重賢公による改革の真最中で年貢の負担が重くなり、地域が疲弊しておりました。そこで新しい産業を興し地域を救いたいとの思いで、絹織物の上方との交易や造酒屋など始めました。明治になり山下家がその思いを受け継ぎ現在に至っております。現蔵元は清九郎から数えて12代目当主になります。
西南の役の時には西郷軍の本陣となり、司馬遼太郎の「翔ぶが如く」の「過ぎゆく春」に「浜町は山間の集落ながら良質の水にめぐまれ、江戸後期ごろから醸造業がさかんになり、なかでも備前屋という造り酒屋が屋敷や倉などが最も大きく、商いも手びろくやっていた。西郷はこの備前屋の奥に身を横たえていた。」と書かれています。その後の日露戦争の立役者児玉源太郎も備前屋を拠点に薩軍の掃討作戦を行っています。
また、種田山頭火は有名な「分け入っても分け入っても青い山」を読む宮﨑への行乞で当地を訪れています。民俗学者の宮本常一は山窩の取材で訪れ近隣の商店を写真に収めています。
下の写真は明治43年当時の通潤酒造の写真です。 -
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飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。