この商品について
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アート作品:「Layer of Color 1603」(FUJIMOTO hideakiさん)
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作品についてアーティストから一言:
- 2015年から始めた「Layers of Color」シリーズからは、具象的なモチーフの構造から解放されたところで、純粋視覚現象のような絵画を追求しています。本作品は、2016年に入ってからの第3作、同シリーズ通算第12作です。
明確なテーマも、メッセージも、モチーフも、プランも無いところから、塗りや削りの工程が1つ終わるごとに、次の工程をジャッジしていき、やがて完成と思われる画面が(向きも含めて)決定されます。
これまで彩度の高い色をメインカラーにすることが多かったので、本作では単一の色としては地味な、ブラウンをベースにいつものノイジーさはありつつ、ちょっと落ち着いた感じに仕上げています。
キャンバスは表裏両面に入念な地塗りによるプレパレーションの後、画面側に部分、ベタ合わせて20層以上の描写としての塗りを重ねます。そして、水をかけながら耐水サンドペーパーで研削していきながら画面を造っていきます。
仮板の上で制作し、完成後は清掃して乾燥させてから木枠に張るので、制作上、衛生上にも支障なく、マチエール特性や発色のクオリティもキープできていると思います。画面は削り出しているため平滑で、ふきんなどで拭き掃除もできます。
絵画の特性の一つ、「重層的なマジック」を活かしきること。
その支持体上に絵具によってしか存在し得ない光景。物理的な結晶としての絵画。
制作を志した頃からの、私の欲求に沿ったやり方を1999年に見つけました。
以来、「アクリル絵具の積層と研削」という一貫した技法・マチエールでペインティングの可能性を追求しています。
- *支持体:キャンバス、木枠
*技法 :アクリル絵具の積層と研削
*サイズ:縦 33.4cm x 横 33.4cm -
アーティストについて:FUJIMOTO hideakiさん
- パネルにアクリル絵の具を何層にも塗り重ね、表面を丹念にサンドペーパーで削り出す作業を繰り返すことでモチーフを浮かび上がらせ、独特の色彩と味わいを持つ現代アーティスト
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資金の使い道
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