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山形の伝統の酒蔵、竹の露
- 竹の露の創業は安政5年。山形県の羽黒の地、猪俣新田にて設立されました。竹林に囲まれ、美酒を醸す酒蔵は、いつしか「竹の露」と呼ばれるようになりました。大正12年に、出羽三山神社御神酒を醸す、秀逸な酵母を宿す酒蔵を譲り受け、現在の場所に移転しました。現在も竹林の囲まれており、竹の露の名を脈々と受け継いでいます。
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酒米へのこだわり
- 竹の露の酒米は、地場産米にこだわっています。主力原料米「亀の尾」「京の華」の使用をはじめ、新しい酒米の試験栽培にも力を入れています。平成4年には「出羽燦々」、平成14年「出羽の里」、平成21年「出羽きらり」の試験栽培を開始。竹の露(資)は庄内産米100%にこだわった酒蔵です!
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こだわりの一升枡麹蓋法
- 竹の露で使用する吟醸麹は、低定温のもろみの液体の中でも、強力な酵素力を維持できる特別な麹です。竹の露の心臓部と言っても過言ではない、吟醸麹は全量一升盛の麹蓋法によって生み出されます。吟醸麹は「麹蓋」と呼ばれる小箱で一升ずつ製麹します。洗米・浸漬・蒸し・放冷の各過程をクリアした蒸米は、製麹室に運ばれ、出麹まで二昼夜半、約60時間を要して吟醸麹となります。
竹の露酒造の麹室は全て杉材でできています。梅雨時でも快適な乾燥環境が得られ、真冬には高温の室内に過乾燥な環境を作ることができるためです。乾湿差がとれた環境では、麹の菌糸は米の表面よりも内部に繁殖し、狙い通りの破精込みのよい、突き破精型の麹を作ることができます。
この麹が「うまみがあるのに、キレがいい」、竹の露が作るお酒の個性を生み出しています。 -
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酒作りは水が重要!!
- 竹の露で使用している水は、蔵内深層地下300mの結晶地層帯から湧き上がる、「月山深層無菌高水素シリカ波動超軟水」を使用しています。この水の採掘により、平成15収穫醸造年度より、鑑評会に出品するお酒用の酒米に関しては、他県の「山田錦」の使用を廃止しました。なぜなら、採掘された水と一番相性がよいのは、月山同源水で栽培される地場産米に他ならないからです!
また、この水は酒蔵としては日本で唯一、食品衛生法第52条により、生水のままでの充填販売が許可されています!汲みたて本来の味と力をお届けするために、ガラス瓶での流通にこだわっています。この水は欧米にも輸出をしています。 -
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長期熟成「COSH COSH 12年」
- 酒米「京の華」の特徴は、熟成度合がゆっくりとしていることです。さらに、低温貯蔵により、時間をかけ熟成し、3年・5年と定期的に蔵人がテイスティングを行います。ゆっくりと熟成されるため、長期間をかけないと、本来の美味しさを生み出すことができません。
10年目にテイスティングを行い、「もう少し熟成が必要」と判断し、12年目に一番よい状態にすることで、ようやく出荷となります。
長期熟成することで、「とろみがある味わい」となります。
今回の12年古酒は低温貯蔵(温度管理)にて熟成され、深い味わいと香りになりました。
味わいはフルーティーで、柔らかい旨味が膨らむお酒でありながら、穏やかな酸と、深いコクの特徴を併せ持つ、個性的なお酒です。特に、人肌燗(36℃)にすることで、さらに香りと味が変化し、2度楽しむことのできるお酒です。 -
「COSH COSH」の由来
- 酒作りの中で、早く売りたい女将と、じっくり熟成させて納得がいく味にしてから発売したい蔵元。この二人のやり取りが商品名の由来だそうです。
女将:そろそろ売ったらどうですか?
蔵元:古酒として出すのであればまだ早い!
女将:「古酒古酒、古酒古酒」いったい、いつになったら売るんだ!?
蔵元:ネーミングは「COSH COSH」でお願いします! -
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商品について
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- 長期熟成「COSH COSH 12年」とお酒を仕込む際に使用するシリカ天然水(仕込み水)のセットです。
<商品の詳細>
アルコール度数:16.5%
日本酒度:+3
酸度:1.5㎖
アミノ酸度:2.1㎖
精米歩合:66% -
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お届けについて
- ご購入より2週間程度でお届け
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飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
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妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。