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京都の着物職人「NOB MIYAKE」の初ジュエリー
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- 京都着物ブランド「NOB MIYAKEこと三宅 誠己」と「ジュエリーデザイナーこと加藤麻衣子」の初コラボ。
日本の伝統文化をあなたの腕に宿すためのブレスレットが完成しました。
京都を拠点とする着物ブランドNOB MIYAKEの初のジュエリー「金彩螺鈿ブレスレット」を令和5年7月に発売します。
このブレスレットを身に着けることで日本の伝統文化を肉体に宿すことになり、またNOB MIYAKEが伝える着物の美しさや、ジュエリーデザイナーが持つ洗練された美が身に着けられます。
螺鈿は同じ模様がなくそれぞれに異なる螺鈿の美しさを堪能できます。
時代を超えて愛されるアート作品としても、世界中のコレクターやファッショニスタたちから注目される逸品に仕上がりました。 -
NOB MIYAKE 金彩工芸士/伝統工芸士 三宅 誠己
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- 1967年京都市生まれ。18歳から着物職人一筋で腕を磨き続けて36年以上。和装花嫁衣装の打掛や白無垢を制作し続け、その間1万着以上の着物の制作に従事。2014年に独立し、2016年には三宅工芸株式会社を設立。これまで多数の芸能人の方々に花嫁衣装を提供。ブランド NOB MIYAKE を立ち上げ、国内外に日本の職人の技術を発信している。
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これまでの経歴
- アントニオ猪木さんの引退ガウン制作
藤原紀香さんの婚礼衣装制作
平成の歌姫の衣装提供
その他、有名人への衣装制作多数
2020 年 某国王室に作品提供
東京オリンピック開会式用振袖制作
2021 年 オリジナル打掛制作スタート
2022 年 NOB MIYAKE 立ち上げ
ルーブル美術館(Carrousel du Louvre)
にて打掛展示
ドバイ•ワールド•トレード•センター
にて打掛展示
2022 東京コミコンにて映画
『バットマン』『ブラックアダム』
とコラボ作品発表
上記一例 -
平成の歌姫のミュージックビデオで使用された着物
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DCコミックス バットマン
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金彩加工の様子
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- 着物に金彩を施す様子です。
一つひとつ手作業で作ります。
色、大きさの違う金粉は刷毛や筆などを用いて
金色のグラデーションを描きます。
今回のブレスレットはこちらの技術を
用いります。
このように、1点1点丁寧に作らせて
いただきます。 -
金彩螺鈿ブレスレット【雅/MIYABI】デザイン完成
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- こちらは6㎜幅です。
実際は8㎜幅となります -
加藤氏のデザイン
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- エバージュエリーを手掛ける加藤氏は独自の感性でお客様にあったデザインを作るのが特徴です。今回のシルバーブレスレットについては三宅氏からの相談を受けゼロから設計を行いました。
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- ブレスレットの型も一から作ります。
これにより唯一無二のシルバーブレスレットが完成しました。 -
金彩螺鈿ブレスレット【撫子/NADESHIKO】
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金彩螺鈿ブレスレット【誉/HOMARE】
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- サイズは3種類
Sサイズ 155㎜ Mサイズ 165㎜ Lサイズ 175㎜ -
世界への発信
- メディアで紹介されることも数多いですが、
2022年11月毎日新聞にて英語版の海外配信も行っていただきました。
NHK「おはよう日本」「京いちにち」
朝日放送「一志相伝」
毎日放送「見取り図@NMB48と京都」
関西テレビ「よ~いドン!」
関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」
読売テレビ「かんさい情報ネットten」
毎日新聞、WEBサイト、雑誌など -
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金彩工芸士として
- 着物の需要が減った今、職人の数も減少傾向にありますが、継続する不安や心配はあっても、誰になんと言われようと着物を作る手を止めることは考えておりませんでした。そして作り続けた結果、三宅誠己の独自の技術を体得することができました。
シルクの着物生地に金箔をムラを出さず、強弱をつけた光沢感と立体感を演出する作業は手が覚え感覚が染み付いています。そこで一生に一度の晴れ舞台に丹生込めた衣装を提供しながら、最高の一日を花嫁さんにお届けすることが職人としての使命だと私は考えます。
今回、NOB MIYAKEとして初めてジュエリーを作らせていただきました。
着物を着る人が減っていることは事実です。その現実を受け止めながら、私は日本が誇る美しい技術をカタチを変えてでも残していきたいと考えています。
そして皆さまの腕に私の作る螺鈿や金彩を身に着けていただき、これから出会う人たちにこれが日本の伝統工芸であると伝えていただきたいと願います。
最後に今回のジュエリーを作るにあたり、3年間構想から一緒に考えていただいたジュエリーデザイナーの加藤麻衣子さん、新しくブレスレットの型を製造いただいた職人の皆さまの絶大な協力で私の想いをカタチにすることが出来ました。
心より感謝申し上げます。ありがとうございました。令和5年7月 三宅誠己