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パリ能公演クラウドファンディング:返礼品DVDの発送と配信スタートのご案内
- パリの大劇場に屋根付きの本舞台を組み、日本を代表する能楽師が能と狂言を披露する「パリ能公演」プロジェクト(9月22日~26日)にクラウドファンディングを通じてご支援を賜りまして心より御礼申し上げます。
おかげさまをもちまして、本公演は大盛況のうちに幕を閉じました。連日ほぼ満席、約4800人の方々にご来場いただき、劇場は狂言の公演では笑いの渦につつまれ、能では感嘆の声が幾度も漏れました。ご覧いただいたフランスの人々の心には日本の神秘な空間の記憶が刻まれ、ほんものの能を欧州に伝えるという目的を果たしました。これもひとえに、皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。
返礼品のDVDにつきましては12月22日に発送させていただく予定です。配信につきましては、日経アートアカデミアにおいて27日午前10時視聴開始のご案内メールを12月26日にお送りさせていただく予定です。
ありがとうございました。 -
パリ能公演クラウドファンディング:紙面へのお名前掲載についてのご報告
- パリの大劇場に屋根付きの本舞台を組み、日本を代表する能楽師が能と狂言を披露する「パリ能公演」プロジェクト(9月22日~26日)は大盛況のうちに幕を閉じました。劇場は狂言の公演では笑いの渦につつまれ、能では感嘆の声が幾度も漏れました。ご覧いただいたフランスの人々の心には日本の神秘な空間の記憶が刻まれ、ほんものの能を欧州に伝えるという目的を果たしました。
クラウドファンディングを通じてご支援いただいた多くのみなさまに心より感謝いたします。
10月30日(月)の日本経済新聞朝刊に、御礼広告を掲載させていただきました。ご支援いただいた皆様の中から、掲載のご希望をいただいた方のお名前を、広告内に記載いたしております。
また、パリ公演の映像(配信・映像)は、ただいま編集作業を行なっており12月にお届け予定です。
ありがとうございました。
2023パリ能実行委員会 -
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ごあいさつ
- このたび我々能楽師と日本経済新聞社は9月のパリでの本式の能舞台を組んでの公演に向けて能楽ファンの方々はもとより、多くの方々のご支援を賜りたく、クラウドファンディングを実施することになりました。海外できちんとした舞台を妥協なく組んでやらないといけない、との先輩方の強い念いを引き継いでのこの公演。絶対に成功させねばなりません。何とぞよろしくお願いいたします。
私からは佐々木能衣装様とぎをん齋藤様の協力を得て狩衣2両と、狩衣と同じ絹地から作る袋帯6本などを返礼品とさせて頂きます。狩衣はパリで舞う際に身に付けます。返礼品制作については能装束や帯という日本の衣裳文化を継承する京の伝統産業を維持する意味もあり、ぜひご賛同いただければと思っております。
片山九郎右衛門 -
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一流の能楽師、番組、衣装そして何よりも本格的能舞台
- 日本経済新聞社は、フランス・パリを主な舞台として展開される大型日本文化紹介企画「ジャポニスム2018:響きあう魂」(2018年6月~2019年2月)の公式プログラムとして、「日経能 パリ公演」を2019年2月、パリ19区にあるシテ・ド・ラ・ミュージックで開催いたしました。本公演は私共が毎年6月、現代一流の能楽師出演により、東京・国立能楽堂で開催している「日経能楽鑑賞会」のパリ版ともいうべき公演で、出演する能楽師、屋根付きの本格的能舞台、衣裳などすべてにおいて、これまでの能楽海外公演ではなし得なかったレベルの内容でした。この公演終了直後、パリ側からたっての希望があり、「日経能 パリ公演」を2023年に9月に再び開催する運びとなりました。
フランスにおける日本文化への関心をみるとき、600年余りの歴史・伝統に培われた「能楽」への畏敬の念はひときわ高いものがあり、彼らの知的探究心を発揮させてきました。一方、これまでの能楽海外公演では、独特の舞台など様々な“障害”により、本来の能楽の魅力を十分に紹介しきれていなかったことも事実です。
一流の能楽師、番組、衣装そして何よりも本格的能舞台。本公演が、4年ぶりに日本文化の精髄である能楽を余すところ無くフランスの観客にご紹介する機会となることと確信いたします。