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2021年6月20日付の朝日新聞デジタルに掲載されました!
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2021年6月20日付の毎日新聞に掲載されました!
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2021年6月8日付の新潟日報に掲載されました!
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来場いただいた方々の感想(一部紹介)
- 【学童生徒】
・絵がきれいだった。3枚のかけ軸がつながっているお話みたいだった。
・いっぱい人(顔)がいて面白かった。
・花の上になんで載っているのか?花の靴をはいているみたい‥。
・絵がすごく上手できれいだった。
・男の人なの?女の人なの?どうしてひげがはいているの?
・仏様の顔の色がすごかった。
・これ本当に人が描いたの?写し絵みたいに上手!
・男の神様もいて、女の神様もいてびっくりした。
・顔が全部違っている!
・仏様(観音様)のまわりにいっぱい子どもたちがいてびっくりした。
・子どもたちの絵が上手だった。 粘土の作品もすごかった。 - 【Aさん】
今回、高屋肖哲「千児観音」が開催されることを「桐鈴鈴々」で知って仏画に、あまり興味がなかった私ですが、子どもが好きで子どもと関わる仕事を長年していたので観音様と千人の子どもの絵を見たいと思って訪れました。
「幸せな母に不幸な子はいない」と高屋肖哲は母子の幸せを願って「千児観音」を精魂込めて描いたことが伝わってきました。世界中の親子が笑顔で過ごせますように、幸せでありますようにとその場で祈らずにはいられませんでした。 -
「みんなの冷蔵庫」を設置したい!
- コロナ禍の「母子家庭の経済的困窮」に対処するために、本プロジェクト実行委員長 黒岩卓夫が所蔵する高屋肖哲の作品(一部、金沢美術工芸大学から借受)でチャリティー美術展を企画しました。
クラウドファンディングによって支援をお願いし、集まったお金で「みんなの冷蔵庫」を設置したいと考えています。
▼「みんなの冷蔵庫」(コミュニティフリッジ) イメージ画像 -
- SHOCK TUCK | community coordinator 松丸里歩 Riho Matsumaru
https://shocktuck.com / E-mail: riho.matsumaru@gmail.com / shock.tuck@gmail.com -
コミュニティフリッジとは
- 個人や商店、企業から不要となった食料品・日用品を寄付していただき、設置した冷蔵庫に整理・収納して必要な方が必要なモノを受け取ることができる仕組みです。イギリスを中心に広がり、日本では2021年2月に岡山市にはじめて設置されました。
- お歳暮でいただいた加工品、賞味期限の迫った商品などをご寄付いただき冷蔵庫に収納します。受付けた品物は、事前登録のあった方にメールなど情報配信し、必要な方が必要な時に冷蔵庫から、いつでも受け取ることができます。
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ごあいさつ
- ご覧いただきありがとうございます。実行委員長 黒岩卓夫です。
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- 東京大学医学部を卒業後、老人や子どもたちに寄り添う地域医療を実践してきました。
近年、急増する子どもの「貧困問題」が医療現場でも多く見られています。何らかの具体的な支援を実施しなければならない状況にまで迫っています。 -
- 私は、小学生低学年の時に満州での戦争で幼い弟と妹を命を喪った深く悲しい体験があります。苦しみ、困っている子どもたちを見なかったことにはできないのです。
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- 高屋肖哲の「千児観音」(金沢美術工芸大学 所蔵 作品借受)は、母と子の愛情を「きずな」として繊細にしかも力強く表現しています。
この作品は、窮地にある「母と子」を守り、支えなければならないという気持ちを自然に想起させてくれます。 -
- このコロナ禍で、今、私たちが出来ることを共におこないましょう。
何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。 - ▼ 熱量をもって取り組むプロジェクトメンバー
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コロナ禍による窮地 母子の経済的困窮をうけて支援を決意
- 「100年に一度の危機」ともいわれる新型コロナウイルス感染症の拡大は、社会から一定の距離をとり、ひっそりと暮らしている母と子に経済的困窮という大きなダメージを与えています。
- 先進国における日本の「子ども貧困率」(OECD算出基準)は2015年において13.9%(子どもたちの約7人に一人)が貧困であり、一人親世帯では50.9%(2人に一人以上)が貧困の状態(厚生労働省)にあります。
貧困は、さらに負の連鎖をもたらし、閉塞した家庭内では子どもの虐待につながりやすく、悲惨な事件の大きな要因となっています。 - 日本では特に母子世帯の収入の低さが際立っており、何らかの支援が必要なのです。
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- イメージ写真:浦佐認定こども園
- 現在、南魚沼市では約160世帯が生活保護を受けています。しかし、この中に母子世帯が含まれることは極めて少なく、年度によってはゼロであることが分かりました。
これは何を意味しているのでしょうか?
もちろん、はっきりとしたことはわかりません。しかし、南魚沼地域の母子世帯が他の地域に比べて収入が多く、生活に困っていないということは考えにくいと思います。むしろ、生活を切り詰めて何とか凌いでいると考える方が納得的ではないでしょうか。 -
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なぜ、「みんなの冷蔵庫」が必要なのか
- 現在の日本は、母と子だけの力で経済的困窮を打開することが困難な状況に陥っているといっても過言ではありません。
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- 日常生活を維持するためには、食事は最も重要な意味を持ちます。
そのため、必要な食料品を引け目を感じることなく、手に入れることが可能な方法として『みんなの冷蔵庫』の設置を考案しました。 -
「みんなの冷蔵庫」は、モノとキモチの交換所
- 私たちが目指している「みんなの冷蔵庫」は、モノ(食料品)とキモチ(感謝)が自然に交流、交換できる場所ともいえます。
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- イメージ写真:浦佐認定こども園
- 南魚沼市では人と人のつながり、助け合いが定着しています。すなわち、必要とする人が必要なものを引け目なく、支援者に感謝の気持ちをもって受け取ることが可能な素地を備えているのです。
モノ(食料品など)を基本とした「贈る側」と「受け取る側」の固定した関係から、キモチ(感謝など)を含めることで、逆転の関係を可能にします。私たちは、モノとキモチの交換場所としての「みんなの冷蔵庫」を実現したいのです。 -
「みんなの冷蔵庫」設置イメージ(普光寺)
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- 新潟県魚沼市の普光寺(ふこうじ)の玄関 左側に「みんなの冷蔵庫」を設置予定です。
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なぜ普光寺なのか
- 普光寺は地域の人々にとって昔から、深い愛着と誇りのシンボルであり、つどい、助け合う場所だったのです。地域の人々が自然に足を運び、交流する場所として「みんなの冷蔵庫」設置に最もふさわしいと考えました。
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母と子の「きずな」を描き続けた日本画家、高屋肖哲とは
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高屋肖哲 - たかや・しょうてつ(1866-1945)
- 東京美術学校(現東京藝術大学)を明治26(1893)年に卒業。狩野芳崖の弟子ではありましたが、その知名度は低く作品もほとんど確認されていませんでした。美術史でも、芳崖の弟子としてその証言や遺墨集が引用されることはあっても、肖哲自身が注目されることはなく、今まで見落とされてきた画家といえます。
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輝きはじめた高屋肖哲
- 近年、高屋肖哲の画稿などが一括して発見され、『高屋肖哲の新出‐括資料調査報告書‐(2000)』として刊行されました。これを契機に肖哲は一部の美術専門家に認知されるようになりました。平成29(2017)年には福井県立美術館において狩野芳崖「四天王」をテーマに開催された展覧会で肖哲の「千児観音」も展示され、ようやく表舞台に登場し輝きを放ちはじめたのです。
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高屋肖哲と「みんなの冷蔵庫」
- 高屋肖哲は、名声から距離を置き、自らの信じる道(仏画を極める)ことによって次世代の発展を願い、観音図を(お寺にこもり)描き続けました。
そして、師匠である狩野芳崖のテーマである、「母が子を愛する慈愛の思い」を一途に極め、独自の世界観で「千児観音」を製作したのです。
肖哲の「次世代の発展への願い」は、本プロジェクトの「(母と子)貧困に対する支援」(お寺に「みんなの冷蔵庫」を設置)の理念において相通じるものがあります。 -
「高屋肖哲」研究者の協力
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- 本プロジェクト実施にあたり、「高屋肖哲」研究の第一人者でその端緒を開き、作品・資料のリスト作成、日記の翻刻などに携わられたお二人に直接、作品をご覧頂き、肖哲の「十種観音図」であることを確認して頂きました。
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- お二人は、師の芳崖関係者の間で名は知られていましたが、当時の画壇との交渉を絶ち、美術史の表面から忘れられていた高屋肖哲の生涯の事績をあとづけ、研究報告書としてはじめて世に出した方々です。
研究者としてのお二人に深く敬意を表するとともに感謝申し上げます。 -
高屋肖哲の作品紹介
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- 金沢美術工芸大学 所蔵(借受作品)
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新発見「十種観音図」(一部紹介)
- 今回の美術展では、今まで所在不明となっていた最後の傑作「十種観音図」を展示いたします。美術専門家においては非常に貴重な展示として位置づけられます。
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- 実行委員長 黒岩卓夫 所蔵
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参考文献
- 1.上田恒夫編:高屋肖哲の新出‐括資料調査報告書‐,金沢美術工芸大学美術工芸研究所,2000.
2.藤井由紀子:近代化のはざまに生きた画家高屋肖哲‐時代から零れ落ちた一人の画家の足跡‐,芸術学学報,7,23‐39,2000.
3.野地耕一郎,平林彰,椎野晃史編:狩野芳崖と四天王 近代日本画,もうひとつの水脈,求龍堂,2017. -
◆ リターンのご紹介 ◆
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「千児観音」チャリティー美術展 入場券
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詳細
- 展示名:高屋肖哲の「千児観音」チャリティー美術展
イベント会期:2021年6月4日(金)~7月5日(月)
会場:池田記念美術館
住所:〒949-7302 新潟県南魚沼市浦佐5493-3
定員:100名程度
主催:高屋肖哲の「千児観音」チャリティー美術展 実行委員会
共催:医療法人社団 萌気会 社会福祉法人 桐鈴会 公益財団法人 池田記念スポーツ文化財団
池田記念美術館
共催:南魚沼市、南魚沼市教育委員会
特記事項:リワードの入場券に使用期限はございません。常設展示の入場券としてご使用いただけます。 - 会場の池田記念美術館では、以下の感染症対策を実施しています。
・受付カウンター・喫茶カウンターに飛散感染防止用の透明シールドを設置
・出入口と館内各所に手指消毒液を設置、館内空調システム等により十分換気
・ドアノブ・エレベーターなど手が触れる箇所は、消毒液による清掃を実施
・お客様に対応するスタッフはマスク着用の上、毎日検温を実施
・展示室内が過度に込み合わないよう入場制限を行う場合あり -
高屋肖哲 図録(製作中)
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- 本チャリティー展の図録です。ページ数は24〜26ページを想定して製作しております。
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石川県輪島で作られたオリジナルスプーン(朱色のお粥スプーン)
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- スプーンの中心に千児観音の文字を刻印しました。
金沢美術工芸大から高屋肖哲作品を借受する事もあり、石川産にこだわって作りました。
※ 持ち手の先には観音さまの似顔絵と文字が入ります。 -
魚沼産コシヒカリ(3Kgまたは10Kg)
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- 1等級の魚沼産コシヒカリです!今回は3Kgまたは10Kgコースでご用意しました。地元農家が丹精込めて作ったコシヒカリを直接仕入れてお届けします。
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なんばん味噌(1瓶詰)
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- 南魚沼産「かぐらなんばん」を活かした伝統な味です。
地域の伝統野菜「かぐらなんばん」と地元産味噌を使ったなんばん味噌です。 -
バッグ
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- 新潟らしいコシヒカリの袋を使用した丈夫なバッグです!
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支援金の用途について
- 本プロジェクトは実行確約型です。目標金額の達成有無に関わらず、支援を行います。
皆様から募った支援金は、以下の目的で使用させていただきます。
・日本画家 高屋肖哲の「千児観音」チャリティー美術展の開催・運営費
・コミュニティフリッジ設置費
・返礼品制作費・送料
・クラウドファンディング手数料 -
注意事項
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支払方法について
- ・お支払いはクレジットカードのみの対応となっており、購入と同時に即時決済となります。
・その他の支払い方法については対応致しかねますので予めご了承ください。
・金額表示は消費税込み・送料込みの金額となっております。 -
リターンのお届けについて
- ・支援後(決済完了)にお届け先の住所変更をされる場合は、購入者名と個数を明記のうえ、事務局(m.kamimura@moegien.jp)までご連絡下さい。