郷土の自然と手仕事の味わいが詰まった木と和紙の椅子【紙木のスツール】

郷土の自然と手仕事の味わいが詰まった
木と和紙の椅子【紙木のスツール】

このプロジェクトは2020/12/10に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。

再生

クラウドファンディングプロジェクト：郷土の自然と手仕事の味わいが詰まった木と和紙の椅子【紙木のスツール】

Success

集まっている金額

¥228,480
(目標 ¥150,000)
目標達成率
152%
購入数
6
残り時間
終了しました

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このプロジェクトは実行確約型です。

木が支え、和紙に座る。【紙木(しき)のスツール】は郷土で育まれた手仕事と森林資源から誕生しました。森で感じられる安らぎと自然素材がつくる温もりを込めてお届けします。

木と和紙がつくる贈り物
紙木（しき）のスツールは木と和紙で作られた木製品です。

香り、質感、温もり、安らぎといった森で感じられる特色を味わっていただけるようスツールを製作しております。
また西川材「ヒノキ」と「小川和紙」のように、木材も和紙も共に埼玉県産の素材を使用しています。

地域材を積極的に取り入れ、森林資源と培われた伝統技術をこの先も持続させていきたいという想いからでもあります。
　
日常に馴染むデザイン
紙木のスツールは穏やかな時を楽しむリビングで、あるいは家族と一緒にダイニングや趣味で利用する部屋で、自然素材ならではの質感と経年から現れる使用感を味わいながら、思い思いの場所でお使いいただけます。
日常のあらゆる場面に馴染むよう、必要以上な装飾や色は付けずに素材の持ち味を引き立たせるシンプルなデザインとなっております。ご使用される皆さまの生活に、自然素材らしい柔らかく優しい雰囲気を作り出す一役になると考えております。
　
伝統の新たな一歩
紙木（しき）のスツールは、和紙に座ることが大きな特徴となっています。

和紙は張るモノ、書くモノという認識が一般的かもしれません。しかし、日本の歴史を振り返ってみると和紙は、着物から寝具など衣類として日本の生活に溶け込んでいました。
日本の文化から見て取れる、座面の生地として活用するアイデアで［和紙に座る］という新たな一面が引き出せるよう取組みました。
それにより座るモノとして、和紙をより身近な存在として現代の生活に感じていただけるのではないでしょうか。
和紙
和紙座面は強制和紙を採用しています。

これは製造過程において、こんにゃく糊と揉むことで破けづらい和紙を作る技法の一つです。また、自然オイル塗料を和紙に染み込ませ、撥水性を出しています。
はじめのうちは多少ゴワゴワした肌触りを感じますが、使い込むにつれ徐々に馴染んできます。
木
構造部の木組みは伝統的な技術の一つです。

木を組むことで荷重が掛かる箇所を強固にし、腰を掛けた際に安定感をもたらしてくれます。また使用している木材は日本人にとって馴染み深い「ヒノキ材」です。
通常の椅子に比べ、軽量で気軽に持ち運びいただけます。
作り手の想いをのせて
紙木のスツールは職人の手作業で作られています。

量産を目的とせず、これから使う人の事を考え「長い時を、使用者と一緒に過ごしてほしい」という想いをのせて製作に向き合っています。
【紙木のスツールx手仕事】和紙編
　
風土が育んだ素材
木と和紙は日本の歴史と共に歩んできた伝統的な素材です。

江戸時代では埼玉という土地柄その多くを供給してきた歴史があり、木材は江戸から見て西の地方の林業地として呼ばれた「西川材」、また和紙においては「小川和紙」が江戸の生活に溶け込んでおりました。
しかし現代に至っては生活様式の変化があり、また作り手の高齢化と共に跡を継ぐ者も技術も減少しつつあります。
商品化させていく目的は、木組みや手漉き和紙のような伝統的な技術の魅力を後世に伝える持続的な活動のため、また地域活性の一役にもなってほしいという考えからです。
【紙木のスツールx手仕事】木工編
そして、、、

森の温かさと作り手の想いをのせた製品が誰かの元へバトンのように巡っていく。そのような流れを「紙木のスツール」が作り出せるよう育てていきたい。

そのように思っております。
　　
ウッドデザイン賞2019受賞
「紙木のスツール」は2019年度ウッドデザイン賞を受賞をしました。

現在、生活環境の変化により自然と共存した暮らしの意識が高まっている中で、森林資源の活用と伝統的な手仕事の持続性を考えていく木製品づくりとして評価をいただけたと考えております。
ウッドデザイン賞とは
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ウッドデザイン賞は、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するものです。これによって、“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、ひいては国産材の需要が拡大し、適正な森林整備が進むことを目的としています。
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－ウッドデザインホームページより－
仕様
紙木のスツールは自然素材を使用しております。

ヒノキ材は天然資源のため、色、木目、節などに、また和紙においても一つ一つ手漉きで製造されているため、色味や揉み具合に多少異なる場合がございます。品質に影響はございませんが、予めご了承ください。

お手元に届いた際には自然素材特有の変化を味わっていただけたら幸いです。
サイズ
W42xD42xH45（単位cm）／座面 H=6cm／重さ 7kg

仕様
クッション張地：小川和紙　木部：西川材ヒノキ
クッション材：ウレタンフォーム、下地合板　　塗装：自然オイル塗料
ご支援いただいた収益は有効に活用いたします。
ご購入いただいた売り上げは、自社製品の企画制作活動の資金として有効に活かしてまいります。また、商品が売れることは製品作りに携わっている職人さんたちの仕事が生まれていきます。

そのような良い循環が今後も続いていくよう努めていきます。

ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。

出品者のプロフィール

有限会社　倉島木工所

林業で栄えた埼玉県飯能市にて大正15年創業。建具や家具の製造からお住いのリフォームまで、木工技術を活かして幅広く手掛けております。生活様式が大きく変わり、手で作る作業が少なくなっている現代社会のなかで、代々培われた木工技術を引き継ぎながら、木の持つぬくもりや優しさをお伝えできるよう【ものづくり】をしております。