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ワクチンで助かるちいさな命を救いたい。
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皆さまの優しさに支えられて30年
- 1994年に、当時首相婦人であった細川佳代子が、団体を創設してから今年で30年。JCVがこれまで大切にしてきたのは「感謝の想い」と「分かち合う心」です。皆さまへの感謝の想いをワクチンに換え、子どもたちに贈り分かち合う、それがJCVの活動です。子どもたちが受け取った想いは、さらにその先へと分かち合われ、想いが未来へと紡がれていきます。JCVは、この先も皆さんと一緒に、そんな活動を続けていきます。
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ワクチンで救える命「1日4,000人」
- JCV創設当初、感染症でちいさな命を落とす子どもは、世界で1日8,000人と言われていました。しかし、多くの皆さまのあたたかいご協力による、30年の活動の成果が形となり、その数は、1日4,000人にまで半減いたしました。しかし、それでもまだ、ワクチンさえあれば救える命は年間150万人。時間にして20秒に1人、世界のどこかで、未来あるちいさな命が失われています。
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ポリオ根絶を目指して
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達成まで残り1%
- JCVの目的は2つ、子どもたちの命を感染症から守ること、そして、ポリオ根絶の達成です。現在、ポリオ常在国は、パキスタンとアフガニスタンの2カ国のみとなりました。しかし、紛争国である2カ国への支援は困難を極めるだけではなく、常在国が1カ国でも存在すれば、日本を含めたすべての国で、ワクチンが必要となるのです。
ポリオ根絶の達成率は、現時点で99%。根絶まで残り1%と言われていますが、実現すれば、天然痘に次ぐ感染症の根絶となるだけではなく、現在、世界で必要とされているポリオワクチン接種に係る費用を、他の支援に回すことができるのです。 -
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求められる4カ国への継続支援
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ワクチンを待つ毎年生まれてくる子どもたち
- JCVの最初の常時支援国、ミャンマーの支援を開始したのが1996年。皆さまからのご支援のおかげで、これまで緊急支援を合わせ、計10カ国への支援を実現しました。また、1カ国だった常時支援国は、ミャンマーにラオス、ブータン、バヌアツを加えた4カ国まで拡大することができました。しかし、ワクチンは、毎年生まれてくる子どもたちへの接種が必要なため、支援国からは、持続的なワクチン支援が求められています。
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わずかな支援でできる支援
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ポリオワクチン1人分20円
- 感染症のワクチンの価格は、私たち日本人にとっては、とても安価です。ポリオワクチンであれば、わずか20円で、1人の子どもを小児まひから守ることができます。例えば、1,000円のご支援で50人、3,000円で150人、5,000円のご支援であれば250人の子どもたちに、ポリオワクチンをプレゼントすることができます。
- 子どもたちのために、私たちにできることは、たくさんあります。できることを、できる時から始めてみませんか?皆さんの優しさが、子どもワクチン支援活動を支える、大きな力になります。ワクチン支援活動は、子どもたちの命を救うだけではありません。子どもたちの笑顔、そして未来につながっています。私たちと一緒に、子どもワクチン支援の輪を広げてください。
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子どもたちの夢と笑顔のために
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ワクチンのプレゼントを
- 私たちは誰もが皆、この美しい地球に生まれました。ところが、その美しい地球にも残念ながら途上国や紛争地域があり、たまたまそこに生まれた子どもたちもいます。物も情報も、望めば簡単に手に入れられる日本に生まれたのも、たまたまだったということを忘れなければ、あらゆる面で恵まれた国に生まれた私たちにできることは、たくさんあるはずです。
誰もが持っている、助け合う気持ちや思いやる気持ちを、勇気を持って行動に移す。そうした行動の輪が広がって、社会は自然に良くなっていくのだと思います。1994年の創設以来30年、この活動を続けて来られたことに、心から感謝しております。未来ある子どもたちの夢と笑顔のために、ワクチンのプレゼントを贈ってください。皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
創設者 細川佳代子 -