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2019.10.30 ご購入頂きました商品の発送遅延について
- この度の台風により、被害を被られました皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地が一日も早く復興されますようお祈り申し上げます。
皆様にご購入頂きました商品につきまして、発送の準備を進めて参りましたが、 立て続けの台風や大雨の影響により、資材の調達に遅れが出ております。 大変申し訳ございません。できる限り早くお届けできますよう取り組んでおりますが、現況として11月7日頃から順次発送となる見込みです。何卒ご理解の程どうぞお願い申し上げます。 -
2019.10.7 クラッチバッグ画像について
- クラッチバッグのサンプルが出来上がりましたので画像を差し替えさせて頂きました。詳細は個別ページでご確認下さい。
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2019.10.1 目標達成のお礼と今後のご支援のお願い
- 2019年9月25日より開始した本プロジェクトですが、おかげさまで当初の目標金額を達成することができました。
これもひとえに皆様のご理解と温かいご支援のおかげと心より感謝しております。皆様からのご支援をしっかりと活用していけますよう力を尽くして参ります。
目標は達成しておりますが、活動の継続に当たってはより多くの資金が必要となります。
プロジェクトの募集期間終了まで、このクラウドファンディングは続行いたしますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
猛禽類医学研究所
代表取締役 齊藤慶輔
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プロジェクトの主旨
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傷ついて野生に戻れなくなったオオワシ、オジロワシ、シマフクロウたちの飼育にご理解・ご支援をお願いします。
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- 1994年より、北海道で希少猛禽類の治療・保護を続けている猛禽類医学研究所(Institute for Raptor Biomedicine Japan、以下IRBJ)は、環境省事業として傷ついた希少猛禽類の保護、治療、リハビリテーションを行っています。
しかしながら、希少猛禽類の救護活動については、「種の保存法」で指定された種(特に国が保護増殖事業を行っているオオワシ、オジロワシ、シマフクロウ)についてのみ餌や治療費の一部が環境省からもたらされているに過ぎません。
専門治療に必要な各種医療機器や、上記に該当しない傷病鳥の治療に必要な医薬品や餌、治療費(手術費を含む)、そして治療後に野生に戻れない数十羽の個体の飼育には支援がなく、IRBJが独自で捻出しています。
野生に戻ることができない個体は、怪我をした個体のための輸血ドナーや、感電や交通事故を防ぐための器具の開発や有効性の検証にも活躍します。人間が豊かになるための活動により傷ついてしまっている彼らの存在をもっと知っていただき、彼らが活躍するためのより良い環境を与えるよう皆さんからご理解とご支援をよろしくお願いいたします。 -
猛禽類医学研究所(Institute for Raptor Biomedicine Japan)について
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傷ついた野生の猛禽類を治療・保護し、環境改善の提案と実行を試みています
- IRBJは1994年に設立され、保全医学をテーマとして活動する獣医療機関です。環境省事業として、北海道を活動の拠点として、希少猛禽類の保護、治療、リハビリテーションを行っています。
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- 野生動物は人間の言葉を話せませんが、自然界で今まさに何が起きているのか、私達人間へのメッセージを発してくれています。IRBJは、傷病または死体収容された個体の原因を探ることや現場で調査をすることで、環境で起きている異変や私達人間が与えてしまっている影響などの問題を紐解き、具体的な対策の提案と実行を試みています。
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- IRBJの活動は多岐に渡りますが、本プロジェクトでご紹介したいのは、その中でも野生に戻れなくなった個体の終生飼育についてです。
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終生飼育の現状
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傷ついて野生に戻れなくなった希少猛禽類を20年〜30年飼育する
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- IRBJでは、様々な医療機器や専門スタッフを配備して希少猛禽類の救命を試みていますが、たとえ一命を取り留めたとしても重度の後遺症が残ってしまい、二度と野生に帰ることができなくなってしまった「終生飼育個体」も少なくありません。猛禽類の寿命は飼育下では20~30年生きると言われています。このため、限られた飼育施設の中で、高いQOL(Quality Of Life)を提供するには、多くの経費と労力がかかります。
現在、終生飼育を余儀なくされた猛禽類は35羽。これらの動物の飼育管理に割り当てられる専用の予算は環境省から支給されておらず、本来傷病動物の治療などに使うべき資金を支出せざるを得ない状況が長年続きました。そのままでは獣医療の質に支障が出る恐れがあったため、2016年4月、IRBJはすべての終生飼育個体を環境省の事業対象から切り離す手続きを経て、飼育管理や餌に要する費用を独自に調達することを引き受けました。
現在、他の業務で得た収益や寄付金を餌などの購入費に充て、不足する分は漁業者や養鶏農家の協力を得てしのいでいるのが現状です。 -
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終生飼育の意義
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- IRBJは、野生に戻れなくなった猛禽類達に「生きていることの意義」を見出したいと考えています。
彼らは、
・感電や交通事故を防ぐための器具の開発や有効性の検証
・傷付いて輸血が必要な個体のための輸血ドナーとしての寄与
・獣医師・学生向けに保定や治療技術に関する実習への活用
・環境教育活動のサポート
など多くの場面で活躍します。
IRBJは、野生に戻れなくなった彼らから、多くのことを学びながら、共に歩もうと思っています。たとえ終生飼育となってしまっても、野生動物本来の生き方を尊重しながら、彼らの可能性を模索し、その一つ一つの命と向き合っていきたいと考えています。 -
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生態系と私たちの関係
- 私たち人間は、海、川、森、土、大気などの自然環境から、水、食べ物、空気など様々な恩恵をいただいています。
その自然環境は何千年、何万年もそこに生息する野生動物たちと密接に関係し複雑な生態系を作り出しています。私たち人間も長年自然環境の中で彼らと共に生きてきたわけです。
しかしながら、今私たち人間の生活を豊かにするために作り出した環境が、自然そしてそこに生きる野生動物に悪影響を与えてしまっています。人間は人間らしく生きることができますが、その環境に煽りをうけて苦しみ、死んでしまっている野生動物がたくさんいます。人間が生きているだけで人間も含めた動物や自然が傷ついてしまう環境は、やはりどこかがおかしいのではないでしょうか。これは人間と動物が共生・共存する環境といえるのでしょうか。 -
なぜ希少猛禽類の治療・保護をするのか
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- 皆さんはなぜオオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの希少猛禽類を守るのべきなのか考えたことはありますか?
猛禽類はアンブレラ種、キーストーン種とも言われ、彼らを守ることは、彼らを下支えしている自然環境を丸ごと守ることにつながります。猛禽類は生態系ピラミッドの頂点に立つ存在であり、彼らが住めるような健全な自然環境を網羅的に守ることができれば、傘下にあるほとんどの生態系のバランスが保たれます。そのために、この希少猛禽類に焦点を当てることが、計らずとも全体の生態系を守ることにつながるのです。 -
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(財)クリステル・ヴィ・アンサンブル(クリステル財団)によるこれまでの支援
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ドクターカー寄贈
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- 猛禽類医学研究所は広大な北海道内全域を活動範囲としています。そのような広大な北海道では、いち早く現場に駆けつけて傷ついた猛禽類の治療や救命にあたることが必須となります。
クリステル財団では2016年7月に三越伊勢丹テクノブローチキャンペーンで集まった寄付金と合わせて、手術台や保育器などの治療設備を搭載した「ドクターカー」を寄贈しました。ドクターカーにより、移動中の輸血や酸素での治療、保温などが可能になるため、救命率が確実に上がります。ドクターカーの認知度が上がったことで出動回数は2016年の9回、2017年の16回、2018年の23回と着実に上がり、今では迅速な通報も増え、多くの命が救われています。 -
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頂いたご支援の用途
- 本クラウドファンディングは、クリステル財団がプロジェクトオーナーとなっています。これは、IRBJのクラウドファンディングの運営における負担を軽減し活動に専念頂くと共に、その活動告知に少しでも寄与したいという想いからです。
クリステル財団が受け取る支援金は、全額をIRBJに責任を持って寄付させて頂きます。
IRBJでは、頂いた支援金について、リターン品の原価などの実費を除き、専門治療に必要な各種医療機器や、傷病鳥の治療に必要な医薬品や餌、治療費(手術費を含む)、そして治療後に野生に戻れない数十羽の個体の飼育費用に充てさせて頂きます。 -
リターン(支援への返礼品)について
- IRBJがご提供できる様々なリターンをご用意いたしました。詳細については各チケットをご確認下さい。現地へのご来場が可能な方は是非バックヤードツアーにお越し頂き、猛禽類の魅力に触れて頂ければ幸いです。
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IRBJオリジナルステッカー
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- ・IRBJのオリジナルステッカー。※本クラウドファンディング限定ではございません。
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IRBJオリジナル3色ボールペン
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- ・IRBJのオリジナル3色ボールペン。※本クラウドファンディング限定ではございません。
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オリジナルコーヒードリップバッグ6袋セット
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- ・IRBJのオリジナルコーヒードリップバック6袋セット※
※本クラウドファンディング限定ではございません。 -
オリジナルマグカップ
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- ・IRBJのオリジナルマグカップ※
※本クラウドファンディング限定ではございません。 -
IRBJオリジナルバック
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- ・IRBJのオリジナルバック。トートバッグとクラッチバッグの2種類ございます。
※本クラウドファンディング限定ではございません。 -
【限定】齊藤ハンドメイドシルバーアクセサリー2種
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- ・オオワシおよびシマフクロウの実物大の爪をモチーフにしたペンダントトップかループタイ。※モチーフ及びペンダントトップかループタイかはご購入時にお選び頂けます。
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ワイルドライフセンターでの特別バックヤードツアー
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- ・ワイルドライフセンターでの特別バックヤードツアーにご招待します。※詳細は個別のページでご確認下さい。
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ワイルドライフセンターでのオオワシ、オジロワシ終生飼育個体との記念撮影※バックヤードツアーオプション
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- ・ワイルドライフセンターでのオオワシ、オジロワシ終生飼育個体との記念撮影にご招待します。※特別バックヤードツアーのオプションです。※詳細は個別のページでご確認下さい。
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齊藤慶輔対応1日ツアー(ワイルドライフセンターと野外フィールド)
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- ・各種メディアにも出演したIRBJ代表齊藤慶輔がワイルドライフセンターと野外フィールドを一日ご案内します。詳細は個別ページをご確認下さい。
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活動内容のご報告について
- 支援頂いた方はIRBJの支援メンバーとして登録させて頂き、最低年1回の活動報告をメールにてお送りします。
メンバー登録をご希望でない場合は、支援時に表示されるアンケートで「希望しない」を選択ください。