この商品について
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昭和30年代のビールサーバー『錫管』キーホルダー
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- 昭和30年頃まで実際に使用されていたビールサーバーのビール管をカットし、キーホルダーに加工しました。当時のビール管は熱伝導率の高い『錫管』(すず)でした。これを長さ50㎜毎にカットし「SHIGETOMI」の文字とロゴマーク、裏側にシリアルナンバーが刻印されています。
日本の高度成長を支えたビールサーバーの『錫管』
手になじむ、ほどよい重厚感に仕上がりました。 -
サイズ
- 長さ: 約50㎜
管の外径: 13㎜
重量: 約28g(リング込み) -
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ビールサーバーの歴史
- 資料として残る一番古いビールサーバーは昭和8年当時に発行された「生ビール讀本」の中にある挿絵。当時の氷式冷蔵庫を活用した、固定式のビールサーバー。このタイプは、1年間を通して生ビールを提供するビアホールを中心に設置されていました。
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- ※ヱビスビール記念館に展示してある「生ビール讀本」右の冷蔵庫の扉の中にある管には「錫管」と明記されています
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移動式ビールサーバー
- 戦後、生ビールが広まるにつれて、夏場だけ提供したいお店が増えます。そこで登場したのが、下の写真の移動可能なビールサーバー。当時は中のビール管に錫管を使用していましたが、その後はステンレス管に取り換えられていきます。
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イベント用ビールサーバー
- バーベキュー等で、気軽にレンタルできるビールサーバー。皆さんも一度は見たことがあると思います。箱の中に氷を入れて、ビール冷やし注ぎだす仕組みです。
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- このサーバーの原型は、下写真のビールサーバー。日本のビールサーバーの初期に使われていた錫管式です。
このたび発見されたこのサーバーには「修理札」が入っていました。東京都中央区のデパートの屋上での使用されていたことが明記されており、もしかすると、東京オリンピックの時にもビールを注いでいたかもしれません。 -
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マスター重富の願い
- 錫には
・柔軟性
・熱伝導率が高い
・抗菌作用
などの特徴があります。
・今の激動の時代を「柔軟に」生き抜く
・想いを相手にしっかり伝える事ができる「伝導率」
・そして、疫病退散のご利益がある妖怪「アマビエ」的な願い
日本が元気だった時代、仕事終わりの皆さんへおいしい生ビールを届けていたこの錫管。このプロジェクトで日本中の飲食店さんの生ビールをおいしくする。そしてビールの元気で再び日本が元気になることを願っています。
まずは、このキーホルダーであなたの元気から。 -