最後に夜空を見上げたのは、いつですか?
- 満天の星や天の川、流れ星など、夜空の光は古くから人々の心を惹きつけてきました。
街に明かりが灯り、夜空が見づらくなった現代でも、人はプラネタリウムを作り、時には一人で心を休め、またある時は家族や恋人など大切な人とともに星空を見上げています。
冬には夜の街にイルミネーションが煌めき、心躍らせている方も多いのではないでしょうか。
そんな時、ふと視線を上げれば、そこには宇宙の遥か彼方からやってきた星々の光が瞬いていることでしょう。 - 近年、天文のニュースが話題になることが増えました。重力波の初検出や木星の衛星エウロパに間欠泉が確認されたなど、科学的に重要なものから”スーパームーン”や”スーパーマーズ”といった不思議な言葉まで、耳目を集めています。皆さんも耳にされたことがおありかもしれません。
自己紹介
- こんにちは。ここで、少しプロフィールを紹介します。
私は東大柏キャンパスに大学院生として在籍していた6年前、東大の大学院生を中心とした柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)という市民活動団体(ボランティア団体)を立ち上げました。以後、千葉県柏市柏の葉地域を中心に理科実験教室や講演会、サイエンスカフェなどのイベントを行っています。宇宙に関する講演やワークショップなどは80回以上、その他のテーマも含めると120回以上、人前でお話する機会がありました。活動の様子は多数のメディアに取材していただいた他、各種表彰もいただきました。現在は会長を務めています。 メディア掲載歴
- 千葉テレビ「ウィークリー千葉県」「930ニュースチバ」、J:COM東関東「東葛調査隊」「デイリーニュース」、柏市広報番組「市立柏研Q所」
朝日新聞、読売新聞、千葉日報、柏市民新聞、朝日れすか、地域新聞、広報かしわ、日本教育新聞、パルシステム千葉週刊広報誌「ぱるのおと」、おいでよTX(Web)、柏の葉キャンパスライフ(Web)
他、多数 受賞歴
- 2011年03月 東京大学大学院新領域創成科学研究科長賞
2013年10月 日本都市計画家協会 優秀まちづくり賞
2014年06月 千葉キワニスクラブ 教育文化賞
2015年01月 トム・ソーヤースクール企画コンテスト 優秀賞
2015年03月 東京大学大学院新領域創成科学研究科長賞
2016年12月 日本サイエンスコミュニケーション協会 ベストプレゼン賞 - 大きなニュースがあると、マスコミは専門的なコメントを求めてJAXAや国立天文台に取材します。現在、私は国立天文台で取材対応の一部を担当し、時には専門家としてテレビやラジオに出演してニュースの解説を行なっています。また、話題の天文現象を多くの方に紹介する記事も執筆しています。
専門家として出演した番組
- Zip!(日本テレビ)、Nスタ(TBS)、ホウドウキョク(フジテレビ)、Green Earth Radio(FM東京)、オハスタ(TV東京)、デイリーニュース(J:COM多摩)、市立柏研Q所(J:COM東関東/柏市)
2017年、注目は金星!!
- 2017年の天文現象を見渡すと、盛り上がると思われるのは「金星の最大光度」と呼ばれる現象です。金星は約2年7か月周期で明るさの変化を繰り返します。1年に何度もある”スーパームーン”や、約2年2か月周期で訪れる”スーパーマーズ”より珍しい現象と言えるでしょう。しかも金星が「宵の明星」と呼ばれ夕方に見られる時期にピークを迎えるため、多くの方が目撃できます。明るい時期が何週間も続くのも特徴です。ピーク時の明るさは”スーパーマーズ”の約10倍で、一番星として見つかります。おまけにこの時期は金星が月のように満ち欠けする様子も見られます。金星が欠けるなんて知らなかった!という方、多いのではないでしょうか。
金星を見てみよう!!
- そこで、この時期に合わせて、ぜひ皆さんに望遠鏡で金星をご覧いただきたいと考えています。肉眼でももちろん金星は明るく輝いて見えますが、望遠鏡を使うと形の変化も観察できて、より大きな感動が得られると思います。
ただ、望遠鏡は持っていないし、手に入ったとしても使い方がわからない、仮にうまく使えたとしても、いざ金星を見たら専門家にいろいろと質問してみたい!! と感じる方も多いでしょう。そこで、私が直径30cmの望遠鏡をお持ちし、望遠鏡の操作を担当します。 専門家の話を聞いてみよう!!
- テレビにも出て解説している専門家がせっかく来るなら、金星の満ち欠けや明るさの変化をはじめとする様々な天文現象について、わかりやすく解説してほしい。そして、いつも気になっていたブラックホールや宇宙の果てのこと、地球外生命がいるのかなど、いろんなことを聞いてみたい!! と思いませんか。
そこで、こうしたリクエストにお答えすべく、天文のお話をする「アストロトーク」をご用意しています。金星にまつわるお話やワークショップを行う他、天文に関するどんな質問にもお答えします。 こんな方にオススメ!!
- もちろん、おひとりでチケットをご利用いただいても構いませんが、チケットが高いと感じられる方は、仲間を募ってご利用いただくことも可能です。
以下には、過去に私が実施したことのある観望会の例を記載します。参考にしながら、ぜひアストロトークや金星観望をお楽しみください。
< 例(実績) >
① 私立小学校: 学校に天文分野に詳しい教員がおらず、天体観察ができずにいた。子ども達に本物の星を見る体験を提供したい
② 自治会・町内会、PTA等: 自治会の新年会で集まるときに、出し物として金星観望会やアストロトークを企画したいので来てほしい
③ 企業経営者・組合: 自社の従業員向けに福利厚生的なお楽しみ企画を提供したい
④ マンションの管理組合や街づくりのディベロッパー: 住民や街の関係者に、知的好奇心をくすぐる体験を提供したい
⑤ 星や天文に興味はあるが、なかなか触れる機会がないのでいろいろ教えてほしい友人同士
など よくある質問
- Q1. 子どもでも楽しめますか?
A1. 経験上、小学3年生以上であれば問題なく楽しんでいただけます。
Q2. 金星はいつが見ごろですか?
A2. 1月下旬~2月頃が見頃ですので、この間に実施できるのが望ましいでしょう。購入されたチケットを3月以降にご利用される場合、観望天体が変更になる場合がございますが、チケットそのものはご利用いただけます。
Q3. 何人くらいまで参加できますか?
A3. おひとりあたり30秒の観望時間として、60名が並ばれると待ち時間は最大30分となります。最大でも60名以下、できれば50名以下でご参加いただくことをオススメします。
Q4. 雨で観望できない場合、日程変更はできますか。
A4. 日程決定後、キャンセルや1週間を切ってからの急な日程変更はできません。雨天・曇天などの対応はチケットごとに異なりますので、各チケットのページをご覧ください。
Q5. アストロトークの様子を教えてください
A5. 以前開催した際の様子を取材いただきましたので、以下のページよりご覧ください。 - その他のお問い合わせはメールにてお受けいたしますので、お気軽にご連絡ください。
連絡先: ksel.sci_at_gmail.com ("_at_"を@に変えてください。)