- 祭りで、ペットショップで出会い、「かわいいな」と飼いはじめた金魚。
はじめは、エサやりが楽しくても、徐々に飽きてしまい、水はどんどん汚れていき、水槽はあっという間にコケだらけに。
みなさんは、こんな経験をしたことはありませんか? - 家庭菜園でも、忙しくて時間がないと、水やりを忘れて植物を枯らしてしまう。そんな経験を持っている方も多いのではないでしょうか。
- 「アクアスプラウトSV」が家庭に1台あれば、魚の飼育(アクアリウム)と家庭菜園を一緒に楽しむことができます。
魚の力で野菜やハーブがすくすく育ち、植物の力で水は浄化。魚、植物、そしてあなたもうれしい、まるで”小さな生態系”のような、これまでにない全く新しい、教育商品です。 ~カラーはマットブラックとマットホワイトの2色です~
45cm水槽があれば、そこにパカッとはめるだけで出来上がり!
生き物の癒し、そして、オーガニック野菜やハーブを家庭で自給する喜びを気軽に味わうことができます。※45cm水槽をお持ちでない方には、水槽とのセットもご用意しています。
- 「アクアスプラウトSV」の魅力を伝えるうえで触れておきたいものが、アクアポニックス(さかな畑)と呼ばれる新しい農業の形。
いま、エコな農業として世界で注目を浴びている農業「アクアポニックス」の魅力を、家庭でも体験できるのが、「アクアスプラウトSV」なんです。 - アクアポニックスとは、魚、植物、微生物の3つが支えあって育っていく、循環型農業のこと。
- 大変な土作り、面倒な水やり、肥料、草取り、魚の水換えも不要。毎日の魚のエサやりだけで、目の前の生態系が成長します。
日々成長する”生態系”の観察を楽しみながら、自宅やオフィスで無農薬の野菜やハーブが収穫できますよ! - ・魚を飼っているけど、水換えが面倒…
・子供と一緒に育てて食育につなげたい!
・ご年配の方、車椅子の方の園芸介護として使いたい!
・カフェや店舗、待合室で、お客様との会話のきっかけになるものがほしい!
・おしゃれで個性的なインテリアを探してます!
・オフィス内に”遊び”がほしい! - 1.水槽内の汚れた水が、水中ポンプによって上部の野菜ベッドに汲み上げられます。
2.野菜ベッド内で微生物と植物の働きによって、水がキレイになります。
3.キレイな水が魚の水槽に戻り、これを繰り返して循環します。
オプション①
スターターセット・・・アクアスプラウトSVに推奨するお得な”底石”と”静音設計のエアレーション”のセット。(本ページから購入できます→ ¥4,000円です)- オプション②
植物用LEDライト+ライトバー・・・日光が届かない場所でも植物を育てることができます。(本ページから購入できます→ ¥8,000円です) - ▲ 植物用と水槽用ライトを設置した商品
(上の写真では水槽用ライトが見えていますが、実際には正面から見た場合、ライトは隠れて見えません。外観を損なわない作りです) - オプション③
水槽用LEDライト・・・下記の画像のように、上からの光がステージを照らすように水槽内を演出できます。(今回のプロジェクトでは販売しませんので、必要な方はおうち菜園オンラインストアからどうぞ→ ¥1,450円です)
おうち菜園オンラインストア http://ouchisaien-onlinestore.com/ - オプション④
自動給餌機 ・・・アクアスプラウトSVに推奨する自動給餌機。毎日決まった時間に一定量のエサを自動で与えてくれます。出張や旅行で家を空ける場合でも安心。 (今回のプロジェクトでは販売しませんので、必要な方はおうち菜園オンラインストアからどうぞ→ ¥2,480円です)
おうち菜園オンラインストア http://ouchisaien-onlinestore.com/ - はじめまして、濱田と申します。株式会社おうち菜園、という会社の代表を務めています。
アクアポニックス(さかな畑)に出会い、「これを世界に広めよう!」と思い立ち、大手外資系企業を退職。
その後、農業学校で有機農業をゼロから学び直し、”アクアポニックスの伝道師”になりました。 - ▲ アクアポニックスの学校「AQUAPONICS ACADEMY」での一場面
昨年からは、アクアポニックスの本場であるアメリカにも拠点を設け、アメリカと日本の橋渡しになろうとがんばっています。
世界中で広がりつつあるアクアポニックスに魅せられ、「日本にも広めたい」という想いを形にしたのが、おうち菜園という会社です。 - 自分で食べ物を育てるプロセスから生まれるポジティブな気持ち、その行動を広げようと、「生産者=わたし、を増やしたい」をビジョンとして活動しています。
- 今回のプロジェクトは、商品をつくりたい、というものです。
僕が5年前に会社員を辞めて”生き方”を変えたのは、「アクアポニックスを広めたい」と思ったから。
今回の商品は、これまでアクアポニックスを広めるために試行錯誤するなかで、自然と生まれてきたものです。 - 紆余曲折しながらも、これまで一連の流れがあり、振り返るとその全ては「アクアポニックスを広める」ことにつながっていました。
以下、少しでも本プロジェクトへご理解とご賛同をいただけるよう、商品への想いだけでなく、僕がアクアポニックスを広めるために行った"これまでの行動"についても書いていきたいと思います。
(少し長くなるので、ここから先は読み飛ばしていただいても構いません。その場合は「ジャックとの出会い」の章から読み始めていただけたらと思います) - アクアポニックスとの出会いのきっかけは、インターネットでした。
宮崎の田舎で魚屋の長男として育ち、魚釣りを愛する僕には、”さかなで野菜を育てる”というコンセプトがキラキラと輝いて見えました。その時の「すごい!」という高揚感が今でも続いています。 - ▲ ライフワークの釣り
早速ベランダに小さなシステムを作り、実践をはじめました。当時、日本語の本や動画は無く、すべてを英語で学ぶ必要がありました。外国人にも助けてもらい、ようやくできたのがこちら。 - アクアポニックスをはじめると、そこに自然と生態系ができます。それは、”野菜”と”魚”と”微生物”の共生環境です。特に何もしなくても、その生態系の力で野菜が育つのです。
- これまでの家庭菜園では、「野菜を育てる」ために、毎日水やりして、葉っぱが黄色くなったら肥料を与え、害虫がついたらシュッとスプレーをしていました。
野菜の周りにいる虫や微生物たちにとっては、いい迷惑です。
一方、アクアポニックスでは、野菜を育てるのではなく、生態系を見守ります。 - 実際の作業は、毎日魚にエサを与えて、2週間に1回、蒸発した分の水を足すくらい。生態系を保つことで、自然の循環が作物を育ててくれます。
当時の僕は、趣味で養蜂もやっていました。ミツバチを飼ってハチミツをいただく(収穫する)、あの養蜂です。 - ハチを通して自然を体感でき、不思議とハチもかわいく見えてきます。
ただ、そのミツバチたちが巣箱の周りで死んでしまったことがありました。原因は、近くの田んぼでまかれた農薬でした。。 - 僕はアクアポニックスをはじめたことで、これまで気にしていなかった植物の周りにある生態系がはっきりと見えてきました。
自然界ではすべての生き物がつながって、共に生きています。僕がこれまでベランダ菜園で当たり前に行っていたことは、植物のことしか考えていなかったと気がつきました。
ミツバチを死なせたのと同じことを自宅のベランダでしていたのです。
「管理するのではなく、環境を整え、見守ることで、すくすく成長するんだ」
これまでは必要な環境が見えていなかった。そして独善的な管理をしていた…
「畑には、なにが見える?」
これまでは野菜だけだったかもしれません。
でも今は、違います。
はっきりと、野菜と共に生きる、そこにある生態系が見えるようになりました。 - ▲畑には、なにが見える?
これを体感できて「これ、すごくいいな」と思いました。
そして、近所の幼稚園でアクアポニックスを作り、園児たちと一緒に野菜を育てることをはじめました。
思ったとおり、園児たちの目はキラッキラです!特にママたちの反応がとてもよかった。 - 「これは何ですか?」からはじまり、「えー!」とか「すごーい!」の連発。
そして最後は、「うちにもほしいー!」
園長先生もママたちの反応をとても喜んでくれました。
僕が腹を決めたのはこのときです。
「これをもっと広めたい!」
植物を育てることから生まれるポジティブな気持ち、小さな行動の変化をもっと広げていきたい。
アクアポニックスは、その最高のツールだと思いました。 - 当時会社員だった僕は、有機農業を学べる「アグリイノベーション大学校」に1年間通い、集中的に有機農業を学びなおしました。
アクアポニックスは科目にはありませんでしたが、ここでの座学と実習はその後の実践でとても役立ちました。 - ▲有機農業学校時の稲刈り
農業学校を卒業後、会社を退職して、株式会社おうち菜園を創業しました。
お客さんは一人もいません。当時、誰もアクアポニックスについて知らないのですから当然です。
結果から言うと、創業から3年間、僕には給与がありませんでした。
でも、非営利でやるつもりはありません。アクアポニックスの素晴らしさを伝え、よいサービスを提供して対価をいただく。これがあるべき姿だろうと思っているのと、
農業は儲からないと言われているなか、アクアポニックスならば今までにない事業モデルもできるんじゃないかとも感じていました。
しかし、言うは易し。実際は、修羅場の連続でした。。(ここでは割愛します!努めて明るく!の時期でした) - 一番初めに行ったのは、世界で注目を集めているのに、どうして日本では誰もやっていないのか。ここに向き合うことで、やるべきことを考えていきました。
課題は3つありました。 - 【情報発信】当たり前ですが、誰も情報を発信しないので誰も知らない。
【教育】例え知ったとしても、学ぶ場がない。本すらも一冊もない。
【実践】そして誰もやっていないので実践を共有することもない。
この3つの課題それぞれを事業で解決しよう!と思い、少しずつ、できることからはじめていきました。 - メディア事業では、とにかくアクアポニックスについて知ってもらいたいので、記事を無料で発信し続けています。マニュアル本も出版しました。
- 2年をかけて準備したスクール事業では、オリジナルのカリキュラムでアクアポニックスを指導しています。先月にはオンラインコースも開講しました。
- ▲ ハワイの農家さんと
システム事業では、家庭菜園~教育~園芸介護~農業まで、幅広くアクアポニックスを実践してもらえるように、設計図を公開して、資材や栽培キットをインターネットで販売しています。 - 創業当初から比べると、ずいぶんと仕事の幅も広がりました。実際にテレビ等でも何度か取り上げていただき、認知度も上がってきたと実感しています。
けれども、、、
「これを読むまで、あなたはアクアポニックスについて知っていたでしょうか?」
「あなたの周りで、何人の方がアクアポニックスについて知っているでしょうか?」
本当にまだまだなのです。ピヨピヨ言ってた僕が、ようやくスタート位置に立てたのが、”今”だと思っています。
ここから先、日本はもちろん、もっと世界へと広げていきたいのです。 - ▲アクアポニックスで育てたピーマンを収穫
- 今回の商品「アクアスプラウトSV」を語るうえで外せない人物がいます。アメリカにあるアクアスプラウト社の代表、ジャックです。
- ▲ ジャック。アメリカにあるラボにて
彼とはじめて会ったのは起業前、アクアポニックスをどう広げるかと思いながら、有機農業の学校に通っているときでした。
当時ジャックもアクアポニックスの未来を信じ、起業を考えている頃です。家庭用キットについて教えてくれたのは、ジャックでした。 - ▲ コロラド州でのイベントにて
これが学校やオフィス、お店など人が集まるところに置かれることで、アクアポニックスを知る、体験する人が増えると確信しました。
その後、一緒に開発を進め、キックスターター(アメリカのクラウドファンディングサイト)で資金を集め、特許を取得し、中国の工場で生産をはじめました。それが今回の商品の前身となる、アクアスプラウトです。 - アメリカでヒットしたこの商品は、初年度7千台以上が売れ、2年目はさらに増産しています。ジャックはいまやアメリカのアクアポニックスシーンを牽引する存在になりました。
- ▲ 日本での検品時
- ただこの商品を、日本で多くの方に使っていただくには、大きな課題があります。
日本の水槽規格が45cm幅なのに対して、アメリカは50㎝。そう、アクアスプラウトは50㎝に合わせて作られているのです。
つまり、日本でこの商品を使うためには、たとえ家で45㎝水槽でさかなを飼育していても、50㎝水槽を別途購入する必要があります。規格外の水槽なので特注となり、価格も高くなります。
今回、僕はこの商品を、日本用に45cmで作り直したいと思っています。水槽でさかなを飼育している方であれば、ポンっと上に被せるだけで、野菜も育てられるようになる。水換えの手間も軽減され、何より、これまでよりずっと安価で提供できます。
作るのは2度目なので、何をすべきかは分かっています。これまでのカスタマーサポートに寄せられた意見を参考に、改良も多々加えます。カラーもホワイトを加えて2色展開とする予定です。
形はさほど変わりませんが、材質や表面加工を改良して見た目のグレードも上げます。
簡単に言うと、価格を下げ、品質を上げた商品にします。
そして、生産地はこれまでの中国ではなく、日本にしたいと思っています。日本の町工場には、世界に誇る技術があります。これからアクアポニックス文化を日本に根付かせるうえで、日本で生まれた高品質な商品を、世界へ向けて発信することを目指したいのです。 - ▲ 工場で打ち合わせ
- ▲ 設計者の島田さん、工場長の鈴木さんと(工場にて)
この商品を作ることは決めました。ただあと300万円が必要です。
今回、クラウドファンディング特別価格として、1台1万円(税抜)としたいと思います。
ぜひご支援いただけたらうれしいです。 - ※定価は本体のみ(水槽抜き)です。現時点での暫定です。前後する場合がございます。
- Q. 商品の寸法はどれくらいですか?
【アクアスプラウトSV ~ さかな畑 ~】 幅約62 × 奥行22 × 高さ48cmとなります。
Q. どんな場所に設置できますか?
屋内専用の商品です。窓際など、1日に6時間以上の日光が当たる場所に設置ください。それが難しい場合は、 別売りの植物用LEDライトを使用することで、場所を選ばずに設置が可能です。
Q. 電気は使いますか?
水中ポンプに使用します。月々の電気代は、100円程です。
Q. どんなメンテナンスが必要ですか?
1日1回の魚へのエサやりと、蒸発した水を週に1回足すことが基本です。
別売りの自動給餌器を使えば、エサやりは不要なので、家を留守にすることもできます。
Q. 魚の飼育は初めてなのですが…
オプションで専用のスターターセットが付属していますので、ご安心ください。飼育に便利なアイテムがそろっています。
【ハイパーリンク】スターターセットの使い方はこちら
【リンク先URL】 https://aquaponics.co.jp/aquasprouts-starter-set-explain/
Q. 育った植物は食べても大丈夫ですか?
育った作物は全てオーガニック(有機)の安全なものです。美味しく食べることができます。 - ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
もうご存知のとおり、僕には夢があります。
「アクアポニックスを世界に広げたい!」
そのために今しかできないことを一生懸命やろうと思っています。
全力で頑張りますので、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。
アクアポニックスの素晴らしさを体験いただけると嬉しいです。 - ▲ 設計者の小竹さん、島田さんと