この商品について
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Haïkuジャケット
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刺子生地から始まる物づくり
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- 江戸時代、木造家屋が立ち並ぶ街ではひと度火の手が上がると、たちまち燃え広がりました。その火に勇敢に立ち向かい街を守ったのは、火消しと呼ばれる消防組織。彼らは堅牢な刺子生地でつくられた半纏を身に纏い、消火活動にあたるのです。文様の無い面で消火活動を行い、鎮火すれば派手な柄が描かれた面に羽織りなおして去る姿は、庶民の憧れの姿として映ったのだそうです。
そしてその半纏を染めることが染屋にとってもまた誇りでした。
変わらない技術をもって、その魅力を今の時代に伝えることが、私たちにできないだろうか。
その思いから、京屋染物店では刺子ジャケットを以前より製作しておりました。 -
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Caulaincourt(コーランクール)のアレクシィと刺子ジャケットの出会い
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- 京屋染物店は刺子ジャケットを着て、フランスのパリへ。
そこで出会ったのがコーランクールのアレクシィでした。
はじめてアレクシィがフランスのパリで刺し子生地のジャケットを見た時、本当に本当に美しいと感じ、「ああ、これは、長く想いをあたためて来た、”コーランクールのジャケット”を創る良いチャンスだ」と閃いたそうです。
実はアレクシィ、ジャケットを作りたいと長い間考えていたのです。
「私は毎日走り回り、立ったり、座ったり、走ったり。そんな私には、いつも着心地のいいものが必要。だから裏地はいらない。一切裏地かなくて、かたくなく、体にしっくり来る感じ。それでいてエレガントなスタイル。凹凸のある生地の質感から来るシックな印象は、とても興味深く、この生地でなければこの表情は出せなかったと思う。」
スタイルは、フランスで昔からある、美しく機能的なフィールドジャケットのスタイルが基本になっています。日常生活の中でいつも着られる一枚としてデザインされました。日中、お洒落しすぎることなく、上着を変えなくても、夜は十分なお洒落感を演出できる。そんなジャケット目指した1着が完成しました。 -
Haïkuジャケットのこだわり
- フランスで昔からある、美しく機能的なフィールドジャケットのスタイルを基本に、カジュアルでもフォーマルでも着やすいジャケットを目指しています。
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ジャケットだけで十分な収納力
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- ポケットのマチを広く取り、スマートフォンや財布、鍵など普段持ち歩くものが収まるサイズに設計しております。このジャケットを羽織るだけで、バックを持たずに手ぶらで外出できます。
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シーン別で使い分けしやすい襟
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- カジュアルでもフォーマルでも使いやすいことを意識し、一般的なジャケットにはない襟(えり)をつけています。襟を立てて着ることで、また違った着こなし方を楽しめます。
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- photo:Alexis LAFONT
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刺し子生地に合うシックな黒檀(こくたん)ボタンを採用
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- 刺し子の重厚感ある生地に合うように、シックな黒檀のボタンを使用。黒檀は木材の中でも珍しい黒い木材で、非常に重く硬いことから家具、楽器、工芸品などに用いられています。
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Haïkuジャケット詳細
- 生地:一本刺子
染色:本染め(手捺染)
素材:綿100%
釦:天然木ボタン(黒檀)
重さ:400g程度
原産国:日本
付属品:スペアボタン
サイズ:S,M,L,LL -
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- photo:Alexis LAFONT
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ご試着可能な店舗
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- 株式会社京屋染物店
〒021-0884
岩手県一関市大手町7-28
✉info@kyo-ya.net