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スペシャルティコーヒーをもっと愉しむ、一杯分6g でも美味しく淹れられる「バートドリッパー」。
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- 「スペシャルティコーヒーをもっと愉しんでほしい。」という思いから生まれた、抽出効率を高める工夫が随所に施された画期的なドリッパーです。専用の抽出レシピ(とっても簡単!)なら、通常一杯10g 前後とされるコーヒー粉量を、6g 前後でも美味しく淹れることができます(※当社比較)。
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▍バートドリッパーとは・・・?
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淹れ手がより自由に抽出を愉しめる
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- バートドリッパーは、円錐形ペーパーフィルターの使用を前提として、淹れ手の加減だけで抽出をコントロールします。もう少し付け加えると、器具側(ドリッパーの形状、穴の数や大きさなど)で抽出スピードなどをコントロールしないとてもシンプルな構造です。その構造を突き詰めていき、ペーパーフィルターとドリッパーが接する部分を幅わずか1.5mmにしました。
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- さらに垂直方向だけでペーパーフィルターを支えるため、抽出されたコーヒーはどこにも留まることなく円錐の頂点から落ちていきます。お湯が素直にペーパーフィルターを通過するので、どんなふうに淹れたかがそのままコーヒーに現れます。つまり淹れ手は自由に抽出を愉しめるということです。
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抽出効率アップが期待できる(1)~お湯が均等にゆき渡りやすい
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- 抽出時にペーパーフィルターがわずかに横方向に伸びることを想定し、ペーパーフィルターにシワやたるみができにくい設計としました。これは、お湯を投入した際にペーパーフィルターにできるシワやたるみにコーヒー粉が留まることを軽減しますので、コーヒー粉全体にお湯が均等にゆき渡りやすくなり抽出効率アップが期待できます。抽出後半までペーパーフィルターのフチはきれいな円を保つので視覚的にも淹れ手はお湯の投入に集中しやすいでしょう。
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抽出効率アップが期待できる(2)~簡易的な二重構造
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- ペーパーフィルターをセットすると、ペーパーフィルターはガラスカバーと接することなく、ドリッパー全体が簡易的な二重構造となるため、保温力も増してさらに抽出効率のアップが期待できます。※このページの上から2番目の動画後半で実際にガラスカバーが温まる様子が確認できます。
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- 外気や器具の影響によるお湯の温度変化も抑えられるでしょう。(ガラスカバーは耐熱ガラス製ですので先にガラスカバーにお湯をかけて温めるという方法も効果的です。)バートドリッパーは器具による抽出条件の変化を最小限に留めるため、マイレシピの再現性も高めやすくなります。
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▍バートドリッパーで淹れたコーヒーは美味しい?
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「濃度」と「収率」
- コーヒーの抽出というのは奥が深いですね。人それぞれに色んな淹れ方があって、人それぞれに正解があります。だから「美味しい」の証明はとても難しいと思います。でも、抽出に関して数値化できるものもあります。「濃度」と「収率」です。
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- 濃度が変わることで風味の感じ方が変わります。傾向としては、
濃度が上がる ⇒ 甘み、口当たりを感じやすくなる
濃度が下がる ⇒ フレーバーを感じやすくなる
収率が変わると・・・
収率が上がる ⇒ 渋みや辛みを感じやすくなる
収率が下がる ⇒ 酸味を感じやすくなる
一般的に美味しいと言われる収率の値は、18~22%と言われています。(あくまで一般値としてです。)この値の範囲内ならばバランスが良いと言えるでしょう。 -
- スペシャルティコーヒーを愉しむなら風味(フレーバー)を大切にしたい!濃度が低めで収率バランスが取れていると良さそうですね。そこで、少なめの粉量(=濃度が低い)で実験をしてみました!
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少ないコーヒー粉量で実験。さて、収率は・・・?
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- 通常、10g前後のコーヒー粉量で1杯分ですが、実験はあえて少ないコーヒー粉量で行いました。この実験結果では、バートドリッパーは少ないコーヒー粉量でも良いとされる範囲の値が出ました!
これは、低い濃度で収率のバランスが取れていると言え、味わいでいうと、よりフレーバーを感じやすくなるということ。豆本来のフレーバーを愉しむようなスペシャルティコーヒーの抽出に最適な結果と言えます!
そして、この項の冒頭で述べた通り、「コーヒーの抽出というのは奥が深く、人それぞれに色んな淹れ方があって、人それぞれに正解がある。」でしょう!自分らしく自由に抽出を愉しむことが一番大切なことです。バートドリッパーで自分らしく自由にスペシャルティコーヒーを愉しんでみませんか!
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▍バートドリッパーで試していただきたい淹れ方!
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おすすめするレシピをご紹介!
- ポイントは2つ!
・お湯は沸騰したものを使う
・蒸らしはかけない
とっても簡単です。
(1)市販の円錐形ペーパーフィルター1~4杯用をご用意ください。※舟形のペーパーフィルターはご使用になれません。
(2)ペーパーフィルターをバートドリッパーにセットし杯数分のコーヒー粉を入れます。お好みですが1杯分の粉の目安は6~10gです。
(3)沸騰したお湯をドリップポットに移してすぐに抽出開始です!豆の蒸らし工程は行わず、そのまま抽出していきます。中心よりうず状にお湯を注ぎ、ペーパーフィルターにお湯が直接かからないように!抽出時間は杯数に関係なく概ね3分以内です。
※上記の淹れ方は目安です。豆の種類、焙煎度合、挽き具合などに合わせて様々な淹れ方をお愉しみください。もちろん、一般的な淹れ方(沸騰した湯を少し冷ます⇒豆を蒸らす⇒抽出する)もお愉しみいただけます。