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水と緑に恵まれた土地として知られた愛知県犬山・羽黒の地で銘酒「小弓鶴」は生まれました。
- 時は江戸時代。同地で庄屋をしていた吉野新右衛門は、この地の清冽で豊富な水に目をつけ、酒造りを始めました。創業は江戸時代の末期、嘉永元年(1848年)。尾張藩の勘定奉行所からお墨付きを受け、酒造業を始めました。
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- ■写真は1990年頃の酒蔵の風景
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- ■現在の外観
- 酒銘の「小弓鶴(こゆみつる)」は、愛知県犬山市が「小弓の庄」と呼ばれたことから名付けられました。40年以上前から熟成酒の研究に取り組み始め、20年熟成は「琥珀酔」として好評を博しています。
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厳選麦芽とアロマホップを使った味わい深いクラフトビール
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犬山ローレライ麦酒
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- ■左:ピルスナー、右:ヴァイツェン
- 平成10年(1998年)、新たな挑戦を始めました。世界に誇れる「クラフトビールづくり」への挑戦です。規制緩和により、全国で「地ビール(クラフトビール)」ブームが巻き起こる中、「本物こそ生き残る」と信じて、ビールの本場・ドイツの女性ブラウマイスター、ナディア・ベッカー氏に師事し、ビールづくりに取り組みはじめました。原料の麦芽とホップはドイツ産にこだわり、仕込水には木曽川天然醸造水を使用。また、無濾過、非加熱の製法によりビール本来の味が楽しめるよう、生産しています。
- 大正の初め、地理学者の志賀重昴は木曽川をヨーロッパのライン川にたとえ、岐阜県可児市から愛知県犬山市にかけて、日本ラインと命名しました。1998年、この日本ライン流れる犬山で地ビールを始めるにあたり、ドイツ・ライン河畔の街で犬山市と姉妹都市であるザンクトゴアルスハウゼン市(ローレライ伝説の街)にちなみその名を「犬山ローレライ麦酒」といたしました。
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- 「犬山ローレライ麦酒」という名前には、"美しい景色に我を忘れ佇むように手づくりのおいしい美味しいビールで至福のひとときを過ごしていただきたい”という願いが込められております。
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- 厳選した麦芽とホップを使用した定番のピルスナーとヴァイツェンの2種類を詰め合わせました。
- 「ピルスナー」は世界中で愛飲されているラガータイプのビールです。のど越しの良さと、贅沢に使用したアロマホップの快い苦みと香りが特長です。「ヴァイツエン」は南ドイツでよく飲まれている小麦麦芽を使用した上面発酵タイプのビールです。フルーティーな香りと苦みを抑えたコクが特長です。
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- 麦酒工房併設のレストランでは、美味しい料理とともに「犬山ローレライ麦酒」を楽しんでいただけます。また、犬山城近くに”犬山ローレライ麦酒丸の内店”がございますので、犬山城下町散策の折にはぜひお立ち寄りください。
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飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。